小倉智昭、『とくダネ!』への未練明かす 「スタジオで死んでやろうと」 | RBB TODAY
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小倉智昭、『とくダネ!』への未練明かす 「スタジオで死んでやろうと」

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小倉智昭【撮影:浜瀬将樹】
  • 小倉智昭【撮影:浜瀬将樹】
 フリーアナウンサーの小倉智昭が14日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演し、司会を務める情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』の終了について語った。

 『とくダネ!』は3月26日で22年の歴史に幕を下ろす。番組終了に関するフジテレビの公式リリースでは、「まだ、全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」との小倉のコメントが発表されていた。

 小倉はこのコメントについて「『後進に道を譲って』みたいなきれいごとになっているけど、本音はそうじゃない。スタジオで死んでやろうと思っていた」と真情を告白。今後については「1ヵ月は仕事入れないでと言ってあるの。ゆっくりしたいし、病気のこともあるから」としつつも、「ただ、73歳で22年間やった番組を終わると、現役引退だと思われている。アナウンサー生活から引退すると思われているので、間は途切れない方がいいと思う。次の日から裏番組出たりとか…」と仕事の継続に意欲を見せた。

 小倉はまた、番組終了への妻の反応について「『もしもオリンピックのことがあって、もうちょっと(番組を)延ばしましょうとなったときは、やめてください』と。『俺はやると思うよ』と言ったら、『それだけはやめてください』と言ったね」と語り、「未練がましく『とくダネ!』にしがみついて欲しくないという思いだったのでは」とその心情を推し量った。

 さらに小倉は「ここ2年ぐらい、マネジャー以上に僕に対していろいろ言う。ゲストに対する受け答えや見方、顔の表情、言葉遣い、この言葉が多くて気になるとか。金曜日には必ず、『来週ですからね』と。僕、(番組のエンディングで)『またあした』と言っちゃうことがあるから」と、妻から事細かな注意を受けていることを明かした。

 一方で、「(『とくダネ!』の)後半の10年は言いにくいことも増えた。ネットの影響もあるし局の姿勢の問題もある。スポンサーの話が出たりすると、だんだん言えなくなってくる」と話した上、「昔は進行表に誰が何を言うか書いてなかった。今は嫌でしょうがないのは、台本に質問の内容まで書いてあることだ」と、番組で自由に発言できなくなった現状に不平もこぼした。
《角谷》
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