今まで知らなかった京都!「京の冬の旅」をちょっぴり体験 | RBB TODAY
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今まで知らなかった京都!「京の冬の旅」をちょっぴり体験

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 JRグループや京都市・京都市観光協会などによる京都デスティネーションキャンペーン「第53回 京の冬の旅」が3月24日まで開催。貴重な文化財が複数公開されている。ここでは、そのなかからいくつかオススメスポットを紹介しよう。


普段行かないオススメの寺



 何度も京都に行っていると回る寺も決まってきて、新たな発見をするのは難しい。筆者も何度か旅行はしているが、マンネリ化しているのも確か。同じ思いを抱いている人には、今回のキャンペーンの寺のなかでも以下を特におすすめしたい。

■知る人ぞ知る「転法輪寺」



 まずは転法輪寺。京都市内にある約1600もの寺のなかでも知る人ぞ知る寺と言える。仁和寺と龍安寺の近くにある寺だが、見どころは、ずばり7.5メートルの本尊・阿弥陀如来坐像と釈迦大涅槃図だろう。涅槃図の大きさは幅3.9、高さ5.3メートル。約250年前に描かれたもの(作者不詳)で4年前に修復された。仏像は、江戸時代に桜町天皇追福のために造られたと言われ、坐っている姿のものでは京都で最も大きいもの。住職によると「クビのつけ根まである袈裟も特徴で、日本で一番袈裟をまとっている」とのこと。









 また、目をひくのが仏像のそばにある大きな木魚だ。1本の木から作られたものだが、木の中心が割れやすいので、木魚をたたいた時に割れないように中心を避けて作られているというから、その大きさが想像される。おそらく樹齢が1000年くらいになるだろうという。

■襖絵に注目「建仁寺 両足院」



 次に建仁寺。ここでは正伝永源院、両足院、霊源院を見ることができるが、正伝永源院と両足院は京の冬の旅5年ぶりの公開となる。両足院で見ておきたいのが、5年の歳月を経て完成された方丈襖絵事業による襖絵だ。道釈画家・七類堂天谿氏によるものだが、なかでもお釈迦様の後継者選びのシーンが描かれた「強外別伝図」が興味を引く。釈迦とその説法を聞く人々が描かれているが、釈迦は無言で1本の金波羅華を手にしている。皆は何のことかわからず黙ったままだったが、一人だけにっこりと微笑んだ弟子がいる。この弟子こそが、真意を理解したものと分かる。また、襖絵の一部がだまし絵になっているものもあり、じっくりと探してみるのも面白いだろう。




※許可を得て今回特別に撮影しております


「春のあけぼの」感じる旅



 春の京都は早朝もいい。JR東海では「春はあけぼの 京都の世界遺産いちばん乗りツアー」が用意されている。詳細は公式サイトを参照していただきたいが、プランは以下の3つ。


■プラン1 世界遺産を守る「平成の大修理」の現場に迫る!
出発:4時半
京都駅→清水寺→平等院→京都駅

■プラン2 世界に愛される禅寺「龍安寺」と五大明王壁画が眠る「仁和寺」巡り
出発:7時20分
京都駅→龍安寺→仁和寺→京都駅

■プラン3 千年の夜明け 世界遺産「東寺」早朝特別拝観
集合:5時50分
各自集合→東寺→各自解散


 なお、朝のコースを楽しむついでに、京都の朝がゆ料理を楽しんでみてはいかがだろうか?プランには含まれていないが、おすすめなのが南禅寺瓢亭別館の朝がゆ「鶉がゆ」。12月1日から3月15日の期間、午前8時~午前11時まで4,500円(税サ込)となる。ちなみに、旬の食材をおかずにおかゆを食べるものとばかり思っていたが、おかゆは最後にでてくる。





<お品書き ※おかゆ以外のメニューは、月ごとに旬の食材を使用>
上段:畑菜と油揚げのからし和え
中段:鰆(さわら)の塩蒸し
下段:粟麩の揚げ煮、すけそう鱈の寄せこ、海老芋、金時人参、湯葉
汁物:白味噌のお味噌汁(菜の花と梅麩)
お皿:瓢亭玉子と鯛の求肥巻き、子持ちわかめ、絵馬くわい、あみかさ柚子
おかゆ:鶉がゆ







※住所・電話番号
〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町35
TEL:075-771-4116

■東寺

 2年前の「そうだ 京都、行こう。」のCMに起用され注目を集めた寺。五重塔で有名だが「早朝特別拝観」では、通常8時から解放される柵内のエリア(朝焼けバックの五重塔の撮影スポット)に5時50分から入ることができる。また、境内が暗い時間帯はライトアップも楽しめる。









「春はあけぼの 京都の世界遺産いちばん乗りツアー」プラン2では、龍安寺と仁和寺をバスで巡り、通常非公開の文化財も見ることができる。

■龍安寺

 龍安寺と言えば「石庭」。案内によると東西25メートル、南北10メートル空間に15個の石を配置している。壁は菜種油を混ぜた土で作られており、敷き詰められた白砂(しらすな)からの照り返しを防ぐためとも考えられているという。また、もう一つ「茶室蔵六庵」もポイント。内部は4畳で中板もみられる。窓の格子の組み方なども特徴的。





■仁和寺

 仁和寺では、仏師・運節作の阿弥陀三尊像、四天王像、帝釈天像、などが安置されている金堂が有名。ここでは経蔵を抑えておきたい。経蔵には約7メートルもの高さがある八角形の回転式輪蔵があり、ここには天海版の一切経が収められている。これを一回転させれば全部を読んだのと同じ功徳が得られるとされている。今でも回転するが、まわすことはできない。



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