日本テレビ、『イッテQ』やらせ疑惑にコメント「誤解を招く表現があった」 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

日本テレビ、『イッテQ』やらせ疑惑にコメント「誤解を招く表現があった」

エンタメ その他
 日本テレビが8日、やらせ疑惑を報じられた『世界の果てまでイッテQ!』(同局)の人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」についてコメントした。

 やらせ疑惑を報じたのは同日発売の『週刊文春』(文藝春秋)。「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」はお笑いタレントの宮川大輔が世界のお祭りを体験するという企画で、『週刊文春』は5月20日に放送されたラオスの「橋祭り」が日本側の働きかけによって作られた祭りではないか、としていた。

 これを受け、日本テレビはコメントを発表。「今回の企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」と疑惑を否定。

 今回の企画が現地コーディネート会社からの提案から始まり、企画決定に至ったことを明かし、「一方でこの催しについて、コーディネート会社から、ラオスでは村単位で開催されているという説明はあったものの、今回放送した会場での開催実績を十分に確認しないまま作業を進めてしまいました。結果、この会場で初めての開催であった『橋祭り』を、放送では毎年行われているかのような、誤解を招く表現となりました。この点については、番組として真摯に反省すべき点があったと考えております」と説明。続けて「『橋祭り』が現地のコーヒーフェスティバルの敷地で開催されることは、事前に承知しておりましたが、これまでにもイベントとセットで催しが行われるケースは珍しいことではなく、意図して紹介しなかったわけではありません」と明かした。

 今後の『世界の果てまでイッテQ!』の制作姿勢については「番組としては今回、意図的に隠した事実はありませんが、開催実績について毎年今回の撮影場所で実施されているような、放送上、誤解を招く表現があったことに関しまして、ご批判を真摯に受け止めております。今後の『祭り』企画については十分に確認の上、誤解を招く事が無いような形で放送致します。これからも視聴者のみなさまにご支持いただける番組作りに邁進する所存です」とコメントした。
《松尾》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top