早稲田大学で「新思考入試(地域連携型)」新設!入試要項が公開に | RBB TODAY
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早稲田大学で「新思考入試(地域連携型)」新設!入試要項が公開に

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新思考入学試験(地域連携型) の目的・概要
  • 新思考入学試験(地域連携型) の目的・概要
  • 「新思考入学試験(地域連携型)」入学試験要項
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 早稲田大学は4月10日、2018年度入試から新設する「新思考入学試験(地域連携型)」の入試要項を公開。募集は文化構想学部、文学部、商学部、人間科学部、スポーツ科学部。入学後の教育やキャリアに関連付けることを目標に、地域の活動など大学が全面的にバックアップする。

 「新思考入学試験(地域連携型)」は、グローバルな視野と高い志を持って、社会的・文化的・学術的に地域へ貢献する人材を育成・輩出することを目的に新設された。これまでの学習や当該地域での経験を踏まえ、「地域へ貢献」する意識を持つ人材であれば出身校所在地、居住地は問わない。また、地域性を重視するため、すべての都道府県からの受け入れを目標とする。

 募集人員は各学部とも若干名で、出願時に1学部を選択し、併願はできない。人間科学部は学科(人間環境科学科、健康福祉科学科、人間情報科学科)を1つ選択。出願は8月21日~9月5日。また、2次選考合格後の最終選考で大学入試センター試験(センター試験)の成績を利用するめ、センター試験の出願も必要となる。

 1次選考は書類審査(課題レポート、評価書)となり、9月22日に合格発表を行う。1次合格者は2次選考(総合試験等)を10月22日に実施。筆記による総合試験で論理的思考力を問う。合格発表は文化構想学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部は11月16日、商学部は11月24日。

 最終選考となるセンター試験の対象教科・科目は学部によって異なる。文化構造学部と文学部は、外国語、国語、地歴の3教科3科目。商学部は外国語、国語、地歴・公民または数学から選択の3教科3科目。人間科学部は外国語、国語または数学、理科の3教科3科目(数学を選択した場合は3教科4科目)。スポーツ科学部は必須科目が外国語で、国語、地歴・公民、数学、理科から2教科2科目を選択する。

 合否判定は、スポーツ科学部がセンター試験(配点400点)の得点が320点以上で合格。そのほかの学部はセンター試験(配点300点)の得点が240点以上で合格とする。最終合格発表は人間科学部のみ2月15日、それ以外の学部は2月9日。

 大学では、入学後の教育やキャリアを関連付けるため、所属学部の学修に限定されず、教育連携課のプログラム参加や学生稲門会の活動、地域交流フォーラムへの協力、各地の交友の協力で出身地域のインターンシップの参加を奨励するなど、全面的にバックアップしていく。入試要項はWebサイトに公開し、関係書類はダウンロードできる。

【大学受験2018】早大、新設「新思考入試(地域連携型)」の入試要項公開

《田中志実》
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