ビートたけし、「頂上目指して歩いているうちに死にたい」人生哲学語る | RBB TODAY
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ビートたけし、「頂上目指して歩いているうちに死にたい」人生哲学語る

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ビートたけし【写真:鶴見菜美子】
  • ビートたけし【写真:鶴見菜美子】
 1994年にバイクで事故を起こし、頭部の右半分が陥没するほどの重傷を負ったビートたけし。その後の成功は誰もが知っているとおりだが、6日放送の『成功の遺伝史4 ~日本が世界に誇る有名人30人各界スターが最も尊敬するのは誰?』(日本テレビ)では、たけしが自身の人生を振り返る場面が合った。

 たけしは1994年の事故後、治療に専念するために半年ほどテレビを離れていた時期を回想。顔面と頭部を固定するために入っていたチタンの棒を抜いた際に「おでんの気持ちがわかった」と語ったりとスタジオを笑わせたが、入院治療中のたけしを支えた曲として玉置浩二の「田園」をあげ、「生きてるだけでいいんだよな」と思うことができたと当時を真摯に語った。

 それから20年以上を経た現在、多方面で活躍する文化人となったたけし。年月を重ね落ち込むようなこともほとんどないと語り、人生はエベレストのようなものだと表現。「頂上目指して歩いてたら死んでもいいけど、下り坂では死にたくない。降りてくるときには死にたくない」と自身の人生が上り坂である間に死んでおきたいと口にし、「お迎えが早くこないかな」と静かに語った。
《築島 渉》
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