深センのファーウェイ本社で聞いてきた!次期モデルは防水でライカレンズを採用?バッテリーの安全性は? | RBB TODAY

深センのファーウェイ本社で聞いてきた!次期モデルは防水でライカレンズを採用?バッテリーの安全性は?

 広東省・深セン市にあるファーウェイ本社のメインキャンパスで、担当者に事業戦略や次期フラッグシップについて聞いた。

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スマートフォン部門を担当するLi Changzhu氏(Vice President Handset business CBG)
  • スマートフォン部門を担当するLi Changzhu氏(Vice President Handset business CBG)
  • 広東省・深セン市にある、ファーウェイ本社のメインキャンパス。200万平方メートルにもおよぶ広大な敷地が広がっている
  • 広東省・深セン市にある、ファーウェイ本社のメインキャンパス。200万平方メートルにもおよぶ広大な敷地が広がっている
  • ライカ社と共同開発した「HUAWEI P9」シリーズがグローバル市場で売れ続けている
  • 「HUAWEI P9」シリーズの最大の特徴となっているのが、老舗カメラメーカーのライカ社と共同開発した背面のデュアルカメラ
  • 「HUAWEI P9」シリーズの最大の特徴となっているのが、老舗カメラメーカーのライカ社と共同開発した背面のデュアルカメラ
  • ユーザー体験には「音質」も影響すると考える同社。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M3」は、harman/kardonと共同開発した音質にこだわったモデルだ
  • ユーザー体験には「音質」も影響すると考える同社。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M3」は、harman/kardonと共同開発した音質にこだわったモデルだ
 お世辞にもマナーが良いとは言い難い中国の交通事情が、その一角に入った途端に様変わりする。緑の街路樹が気持ちの良い区画で、車線は幅広く、ここを走る車はみな安全運転に努めているように感じられた。道路の両端に高々と掲げられているのは中華人民共和国の国旗、いわゆる“五星紅旗”。ここ広東省・深セン市にあるファーウェイ本社のメインキャンパスで、担当者に事業戦略や次期フラッグシップについて聞いた。

■ファーウェイのスマホ事業戦略とは

 インタビューに応じたのは、スマートフォン部門を担当するLi Changzhu氏(Vice President Handset business CBG)。ファーウェイは現在、中国においてNo.1のマーケットシェア(20%前後)を獲得している。日本のSIMフリー市場では4ヶ月連続でNo.1を維持(BCNの調査による)、グローバルでも第3位のシェア(14%)を誇っている。しかし同社の姿勢は貪欲で、Changzhu氏は「まだまだこれから伸ばしていきたい」と意欲的に話した。

 「HUAWEI P9」シリーズが日本を含めたグローバル市場で売れ続けている。同シリーズの最大の特徴となっているのが、老舗カメラメーカーのライカ社と共同開発したデュアルカメラだ。開発の背景について、Changzhu氏は「携帯電話による撮影は、まだ発展できる素地があると判断したので開発を進めた。一般消費者だけでなくカメラマンにも好評を得ている」と説明した。今後さらにデュアルカメラの研究を続け、将来的には3Dスキャニング、モデリング、VR、ARなどに応用していきたいと明かした。

 「競争力を手にするため、技術のイノベーションと品質の確保が重要」と話す同氏。特に技術の開発に関しては売上の10%以上を研究費に回すなど、グローバルのリソースを総合して取り組んでいるという。いま最も注目している要素技術については「ディスプレイ、カメラ、チップ、外観、センサー、バッテリー、すべてが重要」としたうえで、「すべてを取り扱うのは不可能。例えば、チップはグループのHisilicon社で開発している。他の部品についてもメーカーと協力して、共同で開発していく」とした。また「どんな優れた技術を用いても、ユーザー体験が悪ければ意味がない」とも説明。ファーウェイでは、見た目と手触り、バッテリーの持ち具合、撮影機能、通信の快適さ、音質の5つを“ユーザー体験に影響する項目”として重要視しているという。
《近藤謙太郎》

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