Appleが、オーストラリアのスタートアップSonderDesignとともに、EInkを用いた次世代のキーボード開発を行っているようだと、海外複数メディアが報じている。 これは、匿名Redditユーザーによる投稿であり、現時点で断定するのは時期尚早ともいえそうだが、仮に事実だとすれば、なかなか面白いアイデアである。 EInkとは、Amazonが展開しているKindle端末などに用いられている、モノクロ表示の超薄型ディスプレイ表示技術。バックライトを必要としないことから、省電力性に長けている。 SonderDesignが現地時間11日にYouTubeにアップした動画を見ると、Appleの「MagicKeyboard」を思わせるシンプルなキーボード「Sonderkeyboard」のキーが、ワンタップでサッと切り替わり、Facebookのいいね!ボタンなどが追加されている様子が確認できる。利用頻度の高いキーを、中心付近に寄せたり、ショートカットキーが使いやすいよう関連キーを調整したりと、作業効率のアップが期待できる。 すでにゲーミングキーボードの一部でも、物理的にこうしたキーの配置変更が可能だが、スマートさやユニークさでは、「Sonderkeyboard」に軍配があがりそうだ。