NTTレゾナント「gooスマホ」、第6弾は7,800円!SIMセットは2年目以降の増額なし 2ページ目 | RBB TODAY
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NTTレゾナント「gooスマホ」、第6弾は7,800円!SIMセットは2年目以降の増額なし

IT・デジタル スマートフォン
g06を発表する鈴木氏
  • g06を発表する鈴木氏
  • g06
  • NTTレゾナント ポータルサービス部門長 鈴木基久氏
  • 7800円。分割する必要のない価格は縛りからも解放される
  • 分割払いとしてもSIM料金が途中で挙がることはない
  • g06
  • カラーバリエーション
  • 小型、シンプルな格安スマホは意外と少ない
 g06の製品コンセプトは、先代モデルとなるg05について市場分析を行う中で生まれたという。g05は、格安スマホのユーザー層としてはいちばん難しいといわれている20代女性をターゲットとしている。インスタグラムなどSNSへの自撮り投稿のための内側カメラの高解像度化、写真保存のための容量アップなど、女性ユーザーを意識した設計となっている。NTTレゾナントとしては、想定ターゲットに対して一定の浸透は果たしたものの、g05を良いと評価しながら購入しなかった顧客について分析を行った。

 すると、46%のユーザーが4インチサイズの小さいスマホを欲しがっているという結果が得られた。また、スマホ主な用途を聞いてみると、電話・検索・ネットサーフィン・地図や乗り換え案内だった。しかし、最近の格安スマホも高性能化を差別化要素とする傾向がある。そのため、4インチサイズで動画視聴やゲームなどあまり重視しないユーザーのための小型でシンプルな端末が少ない。

 さらに調べると、このようなユーザーは「性別や年齢でカテゴライズできない層」(鈴木氏)だという。ニッチ層ではあるが、確実にニーズが期待できると考えてg06を開発した。そもそも同社は厳密なMVNOではないし、スマホ販売もgooのポータル事業全体の収益向上やビジネスを考えている。

 NTTレゾナントは、キャリアスマホ、格安スマホがとりこぼしているニッチマーケットに向けて、専用アプリがインストールされたgooサービスと親和性の高い端末を普及させる戦略をとったということだ。
《中尾真二》
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