NTTレゾナントは8日、「goo防災アプリ」の機能を拡充し、多言語対応と「Lアラート(災害情報共有システム)」の配信を開始したことを発表した。 訪日外国人旅行者数はここ数年で急増しており、2016年の外国人旅行者数は10月30日の時点で初めて年間2,000万人を突破した。今回の多言語対応はこうした状況に対応するためのものだ。 対応する言語は英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語。一部コンテンツを除き、メニュー、設定画面、防災マップ、及び地震情報通知(英語のみ)などで多言語表示が可能になる。 また、併せて「Lアラート」の配信にも新たに対応。これにより災害時に各自治体が発信する情報や国民保護情報などを「goo防災アプリ」にてまとめて参照できるようになる。 今後は、こうした災害時に備えたアプリの存在を、訪日外国人旅行客にいかに知ってらもらい、利用してもらうかがカギとなるだろう。