ハンパない臨場感! 空からのVR撮影に特化したドローン「EXO360」 | RBB TODAY

ハンパない臨場感! 空からのVR撮影に特化したドローン「EXO360」

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世界のドローン35 ハンパない臨場感! ダイナミックな空からのVR撮影に特化したドローン「EXO360」
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最近、ソーシャルネットワークで、スマートフォンを上下左右に動かして360度映像が見られるVRコンテンツを見かけることが増えてきた。そうしたニーズの一歩先を行く、ダイナミックな空からのVR映像が手軽に撮影できるドローン「EXO360」が登場し、話題を集めている。



基本は4枚のローターを搭載したクワッドコプターだが、4方向プラス下方向に合計5つのアクションカメラを搭載していて、それぞれ210度の角度で周囲を撮影することができる。本体は42cmとやや大きめだが、片手で抱えられるほどの重さで、カメラアームとローターがバランスよく配置されていて、そのままバックパックに入れてどこでも持ち運べるデザインになっている。また、カメラアームの下に4本のスタンドがあるので安定して離陸させられ、着陸した時のショックも和らげてくれる。飛行バランスが良いことから屋内でも安定して飛ばせるので、インドアスポーツの収録や中継にも活用しやすいという。連続飛行時間は18分間と標準ぐらいの長さで、バッテリーの交換も簡単にできるようにしている。

撮影モードもいろいろ用意されていて、自動追跡モードで目標となる被写体を同じアングルから撮影し続けられるほか、スポーツ中に特定のアングルからフォームをチェックしたい場合は、スマートフォンかラジコンのコントローラーのいずれか慣れた方を選んでもっと自在に操縦することもできる。移動距離が長いロードレースではパノラマモードに切り替えたうえで、地図上で指定したルートを飛ばせる機能を使ってコースの下見を入念にするといった使い方もできそうだ。

FirefoxやGoogle Chromeなどのブラウザで360°動画を楽しむことができる

撮影した映像は、スマートフォンやタブレットからリアルタイムで楽しめるほか、GEAR VRのようなデバイスを使えばさらに臨場感が味わえる。もちろん収録も可能で、本体には256GBと大容量のストレージが搭載されているから、高画質のVR映像も余裕で保存できる。別々のカメラで撮影した映像を360度映像として再生できるようにする場合、スティッチと呼ばれる編集作業が必要になるが、撮影後に自動で編集できるようにしている。現在、撮影中はカメラを切り替えることで360度方向の映像を見られるようにしているが、来年には撮影中にリアルタイムでスティッチ作業ができるようシステムをアップグレードするとしている。

EXO360は、ジョージワシントン大学で無人ドローンの研究を続けてきたChris Blower氏を中心に、VR撮影やドローンに関する技術を持ったエンジニアたちが集まって設立されたQueen B Roboticsが、最初からVR空撮向けに設計している商用ドローンだ。充実した機能と使い勝手の良さながら価格は1,000ドルを切ることで、VR撮影を身近にしたいとしている。資金調達していたクラウドファンディングのIndiegogoでは目標額を160%以上達成しており、この秋から最初の申し込み分の発送を開始する。さらに、次のバージョンとなる4Kカメラを搭載したEXO360の製造と注文の受付けを始めており、こちらは1,399ドルで12月以降の発送が予定されている。

Blower氏は、EXO360の最終的な競合は他のドローンではなく、「近く登場が見込まれている360度撮影に対応したGoProだ」としている。そのため、「より撮影しやすい機能を安価で実現できるVR空撮に特化したドローンの開発を今後も目標にし続ける」と語っている。

スペック EXO360

サイズ:48.2×48.2×12.0cm
重量:約1.8kg
飛行時間:約18分
操作距離:最長3000m
撮影距離:5〜100m
参考価格:999ドル/4Kカメラ版1,399ドル(送料別)



文:野々下裕子

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