北陸新幹線乗り入れ、敦賀駅大改造プラン…動く歩道でつなぐホーム
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敦賀市の資料では、北陸新幹線の敦賀駅アプローチ部分が、かまぼこ・小牧 敦賀支店(工場)付近をかすめ、北陸線と旧敦賀港線の分岐地点付近で北陸線を斜めに跨ぎ、旧敦賀第一機関区の上の2面4線ホームへとつながっている。
300メートルあるホームの大阪寄り終端部は、既存の在来線ホーム跨線橋とそろうように並び、金沢寄り終端部は旧敦賀第一機関区の転車台付近にある。
この新幹線ホームと在来線ホームの間は、60m以上離れていることから、エスカレーターと動く歩道(ムービングウォーク)を組み入れた、200メートルにおよぶ乗り換え連絡通路で結ばれるかたち。
敦賀港や氣比神宮、気比の松原リゾートなど、海側の市街地や観光地を向く敦賀駅。新幹線ホームはその山側に設置される想定で、海側に向く敦賀駅と新幹線ホームを結ぶには、「連絡通路の整備は不可欠と考え、国による動く歩道やエスカレーターを含む連絡通路の整備を要望する」という。
また市は6月下旬、山側に向く駅舎と駅前広場、駅の東にのびる国道8号(敦賀バイパス)へと結ばれるアクセス道路の計画も打ち出した。ルートは、敦賀駅の南側にあるJX日鉱日石金属敦賀工場を東側から回り込むようにカーブし、きらめきスタジアムの脇をかすめて敦賀バイパスへ接続するというイメージ。
北陸新幹線が敦賀まで到達するのは2022年度。7月下旬には北陸新幹線与党検討委員会が敦賀駅を視察し、「動く歩道などは必要」という認識で一致した。