Sailfish OS搭載の新型スマホ「Aqua Fish」をインドから入手してみた! | RBB TODAY

Sailfish OS搭載の新型スマホ「Aqua Fish」をインドから入手してみた!

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Jollaが開発するモバイルOS「Sailfish OS」を搭載するスマホをインドのIntexが開発。「Aqua Fish」が7月25日に発売された
  • Jollaが開発するモバイルOS「Sailfish OS」を搭載するスマホをインドのIntexが開発。「Aqua Fish」が7月25日に発売された
  • オレンジの鮮やかなバックパネル。フロントパネルのブラックとのツートンフィニッシュ。Gファン必携?
  • MWC2016の会場でIntexがAqua Fishの開発を発表
  • Jollaのプライベートセミナーで記者会見が行われた
  • Aqua Fishのパッケージ。スタイリッシュだ
  • 工夫を凝らした外箱を開けると中に端末が
  • アクセサリー類も意外と豪華。イヤホンや保護シートまで付いてくる
  • microSIMスロットをデュアルで搭載。SDカードスロットも付いている
 北欧のITベンチャー、Jolla(ヨーラ)が開発するモバイル向けOS「Sailfish OS」をご存知だろうか。今回はインドの携帯電話メーカーIntex社が発売したSailfish OS搭載のスマホ「Aqua Fish」がどのような製品なのか、開発の背景を辿りながら紹介しよう。

 Jollaは、フィンランドに拠点を置くIT通信のメジャー企業、ノキアでモバイル向けOS「MeeGo」の開発に携わっていたメンバーがスピンアウトして、2011年に設立したベンチャー企業だ。やがてメンバーはMeeGoの流れを組む新しいモバイル向けOSである「Sailfish OS」を開発。これを採用するオリジナルのスマホ「Jolla Smartphone」を2014年に、本国のフィンランドほか欧州地域で発売した。

 続く2015年にはMWC2015にブースを構えて、オリジナルのタブレット「Jolla Tablet」を発表して注目を集める。当時はまだiOS、Androidに続く“第3のモバイルOS”として期待を受けていたSailfish OSだったが、やがてライバルであるMozillaの「Firefox OS」も今年に入って開発の終了を宣言。Jollaも予定していたタブレットの出荷が遅れ、さらには事業構造の再編を迫られる苦境に立たされるなか、今年のMWC2016では本会場に隣接するホテルで小規模なプライベートセミナーを開催。もともとの主軸事業であったSailfish OSのライセンス事業に注力しながら生き残りをかけるための戦略を発表していた。

 その一つが、アジアやアフリカのスマホ新興国にSailfish OSを売り込み、各地域の携帯電話メーカーによる採用端末の商品化をサポートしていくというビジョンだった。今年のMWCの会場にはパートナーとして名乗りを上げたインドの携帯電話メーカーIntex社からキーパーソンも駆け付け、OSの最新バージョンである「Sailfish OS 2.0」を搭載するスマホ「Aqua Fish」の発売を宣言した。インド国内ではMWCの開催後まもなく春のあいだに発売するとされていたが、そのスケジュールは後ろ倒しにずれ込んでいた。その後、Jolla本社から開発者、およびSailfish OSのコミュニティ参加者向けに限定でJolla Smartphoneをチューンアップした「Jolla C」が発売されるという予期せぬ出来事もあった(ただし日本から購入することはほぼ不可能だった)。

 もはやAqua Fishの存在を忘れかけていた頃、7月25日付けでJollaが発表したプレスリリースに、いよいよインドでAqua Fishが発売されたというアナウンスがあった。Sailfish OS 2.0を搭載する5インチのスマホは、Ebay Indiaでは5,499ルピー(約8,300円)で販売されるという。まあ、今回もどうせ日本からは買えない端末になるのだろうと思い、筆者もひやかしにEbay Indiaのストアをのぞいてみたら、海外からの注文・デリバリーにも対応すると書いてある。送料を含めた販売価格は7,099ルピー、約1万700円前後だ。最悪、届かなくても痛手は軽微といえる金額だったので、注文してみることにした。Ebayのアカウントを持っていたので、オーダーは驚くほどスムーズに完了。Ebayのカード審査を経て、注文から約10日間で端末が無事自宅に届いた。
《山本 敦》

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