着々と開発進むAppleの自動運転車、またもキーマンを外部から招へいか | RBB TODAY
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着々と開発進むAppleの自動運転車、またもキーマンを外部から招へいか

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Apple(C)Getty Images
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  • Appleのティム・クックCEO(C)GettyImages
 Appleが自動運転車の開発に着手していることは、同社が公式に認めてはいないものの、業界では既成事実となりつつある。そのプロジェクト名が「Project Titan」と呼ばれていることや、同様の技術分野で秀でた実績を持つテスラ・モーターズから人材の引き抜きをしてきたこと、そしてその研究開発部隊が600人もの大所帯となっていることなど、具体的な部分までわかってきた。

 そんなAppleが、またも優れた人材を外部から招き入れたようだ。海外複数メディア報道によれば、組み込みシステムの開発で著名なカナダのQNXでCEOを務めるダン・ダッジ氏を招聘したとのことで、すでに2016年上半期中から、Appleで勤務を開始しているという。QNXは、1982年創業で、ダッジ氏が共同創業者として立ち上げた企業。現在はブラックベリーの傘下となっている。

 同氏のLinkedinにおけるプロフィールには、「QNX CEO」と記載されたままだが、Appleとしては、「Project Titan」の中心人物でプロダクトデザインなどを手がけていたスティーブ・ザデスキー氏が突然退任してしまったことから、こうした業界に精通した人物の存在は必要不可欠だったものと思われる。

 先般開催された2016年第3四半期の決算発表においても、新製品の開発およびその研究への投資に意欲的な姿勢を見せいていたAppleだが、自動運転車の発表にはもう少し時間がかかりそうだとの見方が強くなっており、今のところ2020年または2021年ごろではないかとされている。
《KT》
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