VTOL型の開発に弾み!エアロセンスの自律飛行技術をNEDOが採択 | RBB TODAY
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VTOL型の開発に弾み!エアロセンスの自律飛行技術をNEDOが採択

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2015年8月に開催されたエアロセンスの設立に関する記者発表会でお披露目された垂直離発着型UAVの実験機(撮影:防犯システム取材班)
  • 2015年8月に開催されたエアロセンスの設立に関する記者発表会でお披露目された垂直離発着型UAVの実験機(撮影:防犯システム取材班)
  • 同社はソニーモバイルとZMPの合弁会社として2015年8月に設立。自立型ドローン(UAV)とクラウドサービスを組み合わせた産業用ソリューションなどを提供している。NEDOでの技術開発への採択は、高速自律飛行する垂直離着陸型UAV開発への弾みとなりそうだ(画像は公式Webサイトより)
 エアロセンスは8日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」に、同社の「UAV 向け環境認識技術と飛行経路生成技術の研究開発」が採択されたことを発表した。

 採択された内容は、「ドローンが自律飛行する際に、飛行中に予期せぬ障害物を回避したり、GPS無しの環境でも安全に飛行できる技術の実装を目指していくもの」となっている。

 同社のシステムモジュールは、障害物検出・回避を含めた動的な自動飛行経路を構築のため高性能センサーと、高速画像処理エンジンを統合。今後、研究開発が進んでいくことで、高価かつ重量のあるLiDAR(レーダーの電波を光に置き換えた検出技術)などを必要とせずに、GPS電波が受信できない環境でもイメージングセンサと画像処理技術により、安全な自律飛行を行える技術を実装することが可能になるという。

 また、研究開発の最終段階は、時速100km以上で高速飛行するVTOL機(垂直離着陸できるドローン)に同技術を実装することで、安全な航行の実現を目指していく。
《防犯システム取材班/小池明》
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