ドローンで山岳救助!エンルートと浜松医大が富士山で実証実験 | RBB TODAY

ドローンで山岳救助!エンルートと浜松医大が富士山で実証実験

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山岳災害では夜間や霧などの悪天候では、通常の救助活動は困難なため、迅速に対応できるドローンによる災害救助は大きな期待を集めている(画像はプレスリリースより)
  • 山岳災害では夜間や霧などの悪天候では、通常の救助活動は困難なため、迅速に対応できるドローンによる災害救助は大きな期待を集めている(画像はプレスリリースより)
 産業用ドローンなどを手掛けるエンルートとエンルートM’sは、浜松医科大学の協力のもと、ドローンを用いた登山者救護試験を今月18日に富士山で実施した。

 今回の実証実験では、登山路に傷病者が発生したことを想定し、現場から連絡を受けた医師が、傷病者の症状を判断した上で適切な医療機材、救助用具をドローンを使って運搬を行うというもの。

 ヘリコプター及び人力での迅速な救助活動が困難な山岳登山災害では、ドローンによる救助活動の実用化が大きく期待されている。富士山でも毎年多数の登山中の傷病者が発生しており、山開き前の18日に医療機材の運搬試験を行う形となったという。

 今回の試験はドローンによる医療機材の運搬として、浜松医科大学救急災害講座講師で救急部副部長の齊藤岳児先生をリーダーとする医療チームの協力のもと、登山者の救護を実施。実際の症例に則した形として、富士山八合目診療所の拠点から要救助者のいる現場とドローン発着地点でのコミュニケーション方法、最適な医療機材運搬、霧や夜間でも自律飛行できる有用性の確認など、実用化に向けた確認や課題の洗い出しなどが行われた。

 同社は今後の実用化に向けて、症例による医療キットのパッケージ化や、医療キットの操作方法を伝える伝達手法などの開発、より簡単な飛行プログラムの開発などを進めていくという。
《防犯システム取材班/小池明》

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