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都心の駐車場不足に一石! ドライバーのメリットも大きいドコモのスマートパーキング

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NTTドコモは8日、都心の駐車場不足を解消するソリューション「docomoスマートパーキングシステム」を報道陣に向けて公開した
  • NTTドコモは8日、都心の駐車場不足を解消するソリューション「docomoスマートパーキングシステム」を報道陣に向けて公開した
  • 簡単な工事で設置できる「スマートパーキングセンサー」。アンカーを地面に埋め込むことで、コンクリートでも土でも砂利でも設置できる
  • 野球の塁ベースほどの大きさの「スマートパーキングセンサー」を土地に埋め込むだけで、空いている土地が駐車場に早変わりする
  • 手持ちのスマートフォンで近隣の駐車場に空きがあるか確認できる
  • アプリを使えば駐車場の予約やナビゲーションを利用できる
  • アプリでチェックインの手続きを行うと課金が開始。現在の駐車料金がリアルタイムで確認できる
  • 利用後、ドライバーには駐車料金、入出庫した時刻、駐車場の住所などが記載されたレシートがメール形式で送られる
  • システムのイメージ。将来の展望として、自動運転車での利用も視野に入れている
 ドライバー側のメリットをまとめてみよう。まず何より、駐車場の数が増えることがうれしい。そして、停める前に予約できるため「行ったら満車だった」というような事態が避けられる。また、都内では最初の1時間の基本料金+以降の30分単位で駐車料金を請求する駐車場も多いが、最初から1分単位で課金していくシステムなら使い勝手が良い。このほか、出庫の際に精算機に行く必要がない点も助かる。

■自動運転車の利用も見据える

 今回の取り組みは、自動車ドライバー向けにシェアサービスによる駐車場予約サービス「トメレタ」を提供しているシェアリングサービス社、およびコインパーク社から協力を得ている。ドコモでは、今後とも既存の事業者と協力してdocomoスマートパーキングシステムの開発を進めていきたい考えだ。

 また、将来の展望として自動運転車での利用も視野に入れているという。利用者が呼んだ自動運転車が近場の駐車スペースから出庫し、任意の場所で乗り捨てられた自動運転車が近場の駐車スペースに入庫する。そんなSFのような未来が、実はもうすぐそこまで来ているのかもしれない。
《近藤謙太郎》
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