【木暮祐一のモバイルウォッチ】第94回 中古スマホのセキュリティって大丈夫? ゲオのデータ漏えい対策を取材してきた | RBB TODAY

【木暮祐一のモバイルウォッチ】第94回 中古スマホのセキュリティって大丈夫? ゲオのデータ漏えい対策を取材してきた

 今春、米国で連邦捜査局(FBI)が米Appleに対して銃乱射事件の犯人が使っていた「iPhone」のロック解除を求め、Appleはこれに応じなかったことが話題になった。

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端末のデータ消去作業
  • 端末のデータ消去作業
  • 地方で中古スマホといえばゲオ。全国に約1,300の店網
  • 愛知県岩倉市にあるゲオ岩倉流通センター
  • 加工センターに入庫してきた端末が詰まったダンボール
  • ダンボールを開封し、検品部門へ
  • 動作確認のためのチェックシート。買取時のチェック内容を再度チェック
  • ネットワーク利用制限のチェック
  • データ消去作業中のパソコン画面。進捗状況がわかる
 今春、米国で連邦捜査局(FBI)が米Appleに対して銃乱射事件の犯人が使っていた「iPhone」のロック解除を求め、Appleはこれに応じなかったことが話題になった。捜査機関は専用の解析ツールを使っており、結果的にそのiPhoneの端末内データにアクセスできたのだが、これをきかっけにスマートフォンのセキュリティに多くの人が関心を持ったようだ。

 スマホは説明するまでもなく、私たちの生活に欠かせないコミュニケーションツールとなっており、スマホ内部のメモリや、スマホから利用するクラウドにはプライベートな情報が蓄積している。これがうっかり漏洩してしまうことなど想像するだけで恐ろしいことである。

 スマホは消耗品でもあり、定期的な買い替えが発生する。そのスマホを手放す際に、皆さんはどのような処置を施しているであろうか。スマホの設定メニューには工場出荷状態に初期化する機能が用意されているが、果たしてそれを実行するだけで万全なのであろうか。じつはノーである。スマホはパソコンと同様に、一見データを消去したように見えても、メモリ(パソコンでいうハードディスク)内のデータを復旧させることは不可能ではない。

 では、中古市場に流通しているスマホは果たして大丈夫なのであろうか? ユーザーが手放したスマホからプライベートなデータが流出するようなことはないのだろうか。DVDレンタル国内最大手で、近年は中古スマホの買取および中古販売に力を入れているゲオホールディングス(以下、ゲオ)を取材させてもらった。

■中古端末買取時点から完全なトレーザビリティを確保

 ゲオはその店舗が全国に約1,300店あり、同社系リユースショップ「セカンドストリート」を含めるとその店舗数は1,600店以上。また、モバイル専業ショップ「ゲオモバイル」もオープンさせ、全国にその店舗網を拡充中である。とくに地方に行くと市街地や郊外に大規模な店舗を展開しており、その存在感は地方ほど大きい。これらの店舗でスマホの買取や中古スマホの販売を行っている。
《木暮祐一》

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