低照度カメラ+生体認証でデータセンターを守るソリューション | RBB TODAY
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低照度カメラ+生体認証でデータセンターを守るソリューション

IT・デジタル セキュリティ
三菱電機の入退室管理システム「MELSAFETY」(メルセーフティー)に使われる指透過認証装置「OPT-TP2」。デモ展示では、監視カメラ「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズと連動させていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 三菱電機の入退室管理システム「MELSAFETY」(メルセーフティー)に使われる指透過認証装置「OPT-TP2」。デモ展示では、監視カメラ「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズと連動させていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 入退室管理システム「MELSAFETY」(メルセーフティー)の表示画面一例。監視カメラの設置場所、認証装置付きのドアの場所などを平面図に落とし込むことで、どこで何が起きているかを把握しやすくなっている(撮影:防犯システム取材班)
  • 誰が何時に何をしたのかをログ化し、入退室前後の映像を保存することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • ログ化されたデータ一覧の中から見たい項目を選択すれば、認証時前後の映像だけを確認することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 監視カメラ「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズ。左から屋外固定カメラ「NC7820」、ドームカメラ「NC-7620」、固定カメラ「NC-7020」(撮影:防犯システム取材班)
  • 低照度環境下で「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズ(左)と従来品(右)を比較した映像(撮影:防犯システム取材班)
 三菱電機は、東京ビッグサイトで13日まで開催されていた「第8回 データセンター展 春」にて、低照度撮影に対応した監視カメラ「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズと、入退室管理システム「MELSAFETY」(メルセーフティー)の指透過認証装置を連動させたデモ展示を行った。

 今回の展示では、入退室管理と映像監視の融合をコンセプトにしており、データセンターへの設置を想定して、入退室に関わる認証を行うと、出入り口付近の監視カメラがとらえた映像から、認証前後の様子を抜き出して、ログ化する様子を紹介していた(監視カメラは基本的にレコーダーに常時録画をしているので認証前後の映像を抜き出すことができる)。

 ソリューションに組み込まれる監視カメラ「MELOOK 3(メルックスリー)」シリーズは、固定型(HDモデル「NC-7000」/フルHDモデル「NC-7200」)、ドーム型(HDモデル「NC-7600」/フルHDモデル「NC-7620」)、屋外固定型(HDモデル「NC-7800」/フルHDモデル「NC-7820」)の3タイプ6種類あり、いずれも最低被写体照度は0.03ルクス、さらに16倍の電子増感を使うことで0.002ルクスでのカラー撮影も可能な点が大きな特徴となる。

 また、入退室管理に使われる指透過認証装置「OPT-TP2」には、真皮層から表皮にかけてある指紋パターンを認証に使う三菱電機独自の生体認証方式を採用しており、一般的な指紋と異なり、内部の指紋パターンを使うため、指表面がふやけていたり、乾燥していてもしっかりと認識できるという。

 今回はデータセンター向けのセキュリティソリューションだったが、ビルや施設をまるごとカバーするようなセキュリティシステムの構築も可能だという。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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