【レビュー】変形ACタップいろいろ…置き場所しだいで使い分け | RBB TODAY

【レビュー】変形ACタップいろいろ…置き場所しだいで使い分け

IT・デジタル ハードウェア

差し込み口が折尺のように動き、位置を自由に変えられる
  • 差し込み口が折尺のように動き、位置を自由に変えられる
  • いちばん外側はUSBの充電ポートとなっている
  • 折尺タイプは、壁や家具に沿わせて置くことができる
  • 不特定多数のアダプターやプラグを差し込むのに向いている
  • 込み入ってくると、弱化nパズルを解くように、挿し込む位置をかんがえなければならない
  • タップの3面の好きな方向に向きを変えられるタイプ
  • こちらはUSB充電ポートが2つ
  • 斜めの位置は差し込みできなようになっている。この状態は、内部に埃などを侵入させないフタとなっている
 前回、キューブ型のACタップを紹介した。デザインも洗練され、取り付けるACアダプターやプラグの形状を問わずさまざまなものが挿せるスグレものだ。

 今回紹介するのは、キューブ型より柔軟性に欠けるものの、もう少しすっきりするACタップだ。新製品というわけではないが、差し込み口が変形して、いろいろなACアダプターや異形ACプラグを挿し込みやすくしてくれる変形ACタップ2種類をとりあげたい。ひとつは、セレプタクル(差し込み口)部分が折尺のようになっているタイプ。もうひとつは、差し込み口が、前面(コードが出ている面の反対側)からみて回転するタイプだ。

●折尺タイプは設置場所や器具の柔軟性がポイント

 この製品はサンワサプライから「便利タップ」(TAP-B51W)という名前で販売されているもので、値段は3,500円前後で量販店などで購入できる。最大定格は125V・15A(1500W)となっている。差し込み口は6分割となっているが、ひとつはUSBの充電端子(5V・1A)、ひとつが全体の電源スイッチとなっているので、ACプラグは最大4つまで挿すことができる。

 注意点としては、国内専用となっているので家庭用ACの電圧が117V、250Vの国、地域では利用できないのと、サーキットブレーカーが付いていないので、容量オーバーによる加熱、発火事故には気を付ける必要がある。たこ足や分岐をしなければ、差し込み口ひとつあたり3Aを目安に使っていれば、まず問題ないだろう。

 使い方としては、床や机の上など平面に置いて使うことになる。個々の差し込み口の角度は、段階的ではなく連続して変えることができる(他の部分と干渉しない限り)が、平面的な動きのため挿せない場合が出てきそうだが、使ってみるとそれほど困らない。

 4つの差し込み口の可動範囲で角度がアナログ的に好きな位置にできるので、配置パターンのバリエーションはかなり多い。とりあえず使うものから挿していって、あとは挿せる角度に調整しながら差し込み口を埋めていくだけでも、挿せる方向は見つかるものだ。

 ただし、充電池の充電器や本体が巨大なACアダプターがいくつか混ざると、差し込み口を入れ替える必要があるなど、若干パズルっぽいことをしないといけない時がある。

●回転タイプは固定系の用途に向いている

 USB充電ポート付電源タップ(700-TAP020)もサンワサプライ製で直販サイト「サンワダイレクト」のみの限定販売商品だ、最大定格は1400W。国内専用と記載されているのも先ほどの製品と同じだが、こちらはサーキットブレーカー(雷ガードつき)を内蔵しているため、容量オーバーの事故対策がなされている。また、USB充電端子が2つあり最大3.4Aまでの充電が可能だ。

 全部で6つある差し込み口が、それぞれACコードを軸にした方向で回転する。ただし、実際にプラグを差し込めるのは、正面からみて左右の水平方向と垂直の上方向の3パターンとなる。それ以外の角度は本体や他の差し込み口と干渉するのでプラグを差し込むことはできない。そもそも回転するのは外側の2つならんだプラグ用の穴だけで、内部には固定の3方向にレセプタクルの金具がセットされている。0度、90度、180度以外の位置では差し込み口の穴がふさがり、使わない口の埃の侵入を防げるようになっている。

 こちらの製品は、底面に木ねじで固定するためのフックがついているので、床などに置くだけでなく、壁や柱、机の側面などに固定して使うことができる。差し込み口が回転するが、実際に使うときは、適当な間隔で6つの口を2つずつ、3方向のどれかに固定しておくとよい。この状態で、ちょうどよい差し込み口をそのつど使っていくような形になるだろう。そのためか、現在は、3方向に差し込み口が開いたタイプの同等製品に置き換わっているようだ。

●TPOで使い分けよう

 どちらの製品も、ACアダプターや異形のACプラグを効率的に差し込むという機能を十分に考えられている。どちらがよいかということは、設置場所や目的によって決まるだろう。折尺タイプは、壁や家具、パーティションの形状に合わせて設置することもできるので、床の上など比較的場所を選ばず使うことができる。また形状の変更が楽で柔軟性があるので、さまざまなタイプの器具をつなぐような場所に向いている。

 回転タイプは、どちらかというと固定した使い方に向いている。壁や机の横など、3方向が有効に使える場所に設置し、差し込み口の向きもほぼ固定で使う。あまり器具の差し替えが発生しないところタップとして便利だ。最初に紹介したキューブタイプは出張、イベント会場、旅行など持ち運びに便利だ。
(協力:サンワサプライ)
《中尾真二》

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