不正なドローンをLEDタグであぶり出す可視光通信技術 | RBB TODAY

不正なドローンをLEDタグであぶり出す可視光通信技術

 NECは、幕張メッセで開催された「第2回国際ドローン展」にて、現在研究開発中の可視光通信を用いたドローン個体識別システムなどの展示を行った。

IT・デジタル セキュリティ
ドローンの下部に緑色に光っているものが可視光通信ユニット。動作確認のためにそれぞれ異なるIDを発信している(撮影:防犯システム取材班)
  • ドローンの下部に緑色に光っているものが可視光通信ユニット。動作確認のためにそれぞれ異なるIDを発信している(撮影:防犯システム取材班)
  • 左のように赤色なら不正と識別、右のように緑色なら登録済みのIDとなる。同社のドローン侵入検知ソリューションなどと組み合わせることで、不正なドローンを高速に識別する(撮影:防犯システム取材班)
  • 受光用カメラ側に専用H/Wエンジンを搭載したことで、高速な個体識別を可能としている(撮影:防犯システム取材班)
  • 手のひら大の小型軽量LED通信ユニット。製品版では受光用カメラ側にモニタやバッテリーなどの搭載も予定されている(撮影:防犯システム取材班)
 NECは、幕張メッセで開催された「第2回国際ドローン展」にて、現在研究開発中の可視光通信を用いたドローン個体識別システムなどの展示を行った。

 LEDタグ(可視光通信ユニット)を搭載したドローンと地上に設置した受光用カメラとの間で可視光通信を行うことで、不正なドローンを識別するシステムとなる。

 イベント会場などで複数のドローンが飛び交うなか、認可されたドローンと不正なドローンを識別するといった用途が想定されている。

 電波を使用しないため電波法の規制に関係なく設置ができ、電波干渉も気にする必要がないため、無線通信が行えない環境でも確実に通信できる特徴を持つ。

 ドローン側のLEDの発光は肉眼でも視認でき、太陽光下で500mほどの距離間での通信が可能となっている。

 会場の展示では、上部に吊り下げられたドローンに複数のIDを持つLEDタグが搭載されており、カメラを通したモニター上には、それぞれの識別IDと、未登録のLEDに対しては不正である旨の表示が即時反映されていた。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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