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【オトナのガジェット研究所】まさに男のギア!アウトドア最強の“カシオ初”スマートウォッチ「WSD-F10」

IT・デジタル スマートフォン
白黒表示時にはディスプレイの消費電力をセーブする
  • 白黒表示時にはディスプレイの消費電力をセーブする
  • カシオにとって初めてのAndroid Wear搭載スマートウォッチとなる「WSD-F10」
  • 1.32インチ/320×300ピクセルのサークル型液晶ディスプレイを採用
  • 樹脂製のベルトは横幅も広め
  • 側面に電源ボタンのほかTOOL、APPボタンを搭載
  • 「TOOL」ボタンを押すと、コンパスに高度計、気圧計、日の出日の入りの時刻、釣りに便利な潮汐グラフ、ユーザーの活動時間を表示する活動グラフなどが呼び出せる
  • 充電用の端子は特殊な形状を採用
  • スマートウォッチにインストールされているアプリの一覧
 さらに電源ボタンを長押しすると表示されるアプリ一覧の中にある「タイムピース」を選択することで、Android Wearの機能をオフにして、モノクロ液晶による時刻表示だけをアクティブにする省電力設定「タイムピースモード」も備えているので、アウトドアで使っている際にバッテリー残量の低下をなるべく抑えたい時に役に立つ。バッテリーの充電ケーブルが一般的なmicroUSBではなく、同機専用のマグネット圧着式の充電端子仕様のケーブルなので、アウトドアでのアクティビティにもこれを忘れずに持ち歩くようにしたい。

 Androidスマホのユーザーなら、カシオが発売した筐体が二つに分離してフリーアングルで静止画・動画が撮影できるデジタルカメラ「EXILIM EX-FR100」にペアリングすれば、時計の画面をファインダーにしながらリモートシャッター機能を駆使して写真が撮れる。撮った画像は時計の画面上でもすぐにプレビューできるのが便利だ。スマートウォッチの「EXILIM Controller」からスムーズに操作できるが、iOSのプラットフォームには対応していないので注意したい。同機能はぜひ、EX-FR100以外のEXILIMシリーズのカメラなどにも対応の幅を広げてほしいものだ。

 「WSD-F10」はビジネスシーンで使ってももちろん構わないのだが、アウトドアレジャーでこそ真価を発揮するスマートウォッチだ。ハードな使用に耐える堅牢性の高いボディは、質感もまさに男のギア。反対に、その重さが女性にはやや負担に感じられるかもしれない。Apple Watchが戦略的に価格を引き下げてきた中で、7万円(税別)という、やや高値な価格設定が販売にどう影響するだろうか。

 従来からG-SHOCKブランドの腕時計を愛用するファンや、アウトドアレジャーシーンにも、タフに使えるスマートウォッチを求めていたユーザーに価値をわかりやすく伝えることが肝要だ。第2弾・第3弾のモデルが続いてきたときには、ぜひG-SHOCKも含めたシリーズネームを付けることも検討してほしいと思う。

協力:カシオ
《山本 敦》
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