ソニー、低照度に強い新型4Kネットワークカメラの暗所撮影デモを初公開 | RBB TODAY

ソニー、低照度に強い新型4Kネットワークカメラの暗所撮影デモを初公開

エンタープライズ セキュリティ

「SNC-VB770」によるほぼ真っ暗と言える低照度環境下で動いている被写体をとらえた映像のデモ。手を振るモデルの手の平の輪郭がしっかりとわかる映像となっていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 「SNC-VB770」によるほぼ真っ暗と言える低照度環境下で動いている被写体をとらえた映像のデモ。手を振るモデルの手の平の輪郭がしっかりとわかる映像となっていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 8月発売予定の「SNC-VB770」のデモ機。35mmフルサイズ12メガピクセルのCMOSセンサーを採用し、レンズにはEマウントレンズを使うことができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 夜間の海岸と思われる場所で撮影された「SNC-VB770」の映像と肉眼の違い。「SNC-VB770」で撮影した映像は、昼間のような映像となっていた(撮影:防犯システム取材班)
  • 夜間の道路で撮影された車両のナンバープレートの見え方の違い。低照度環境下でも1/1000のシャッタースピードで撮影でき、ナンバーの認識が可能だ(撮影:防犯システム取材班)
 ソニービジネスソリューションは、11日まで東京ビッグサイトで開催されている「SECURITY SHOW 2016」にて、8月に発売が予定されている4K対応新型ネットワークカメラ「SNC-VB770」のデモ機の実映像を使ったプレゼンテーションを行った。

 同製品の最大の特徴は、最低被写体照度0.004ルクスの低照度環境下でもカラー撮影を実現している点。ちなみにこの数字がどれくらいの明るさかというと、満月の夜が約0.2ルクス、いわゆる闇夜と呼ばれる状態なら約0.007ルクスと言われているので、0.004ルクスとなると肉眼ではほぼ真っ暗闇と呼べる状態だ。

 さらに従来、4K対応カメラが苦手としていた低照度環境下で、カラーによる撮影を実現していることは従来の常識を覆す技術だといっていいだろう。

 今回、同社のブースで行われたプレゼンテーションのテーマは、同一撮影環境下での「SNC-VB770」と一般的なネットワークカメラの映像比較。具体的には、段階的に暗室の照度を落としていく比較や、低照度環境下で被写体が動いた時の映像のなめらかさの比較、夜間に車両を撮影した際のナンバープレートの見え方の違いを比較していた。

 なかでも肉眼ではほぼ真っ暗な状態の海岸らしき場所で行われた撮影では、「SNC-VB770」で撮った映像は、まるで昼間のような映像で、看板の文字や人の顔、カラーチャートの色までしっかりと映し出していた。

 また、併設する暗室を使い、段階的に照度を落としながらリアルタイムでの比較を行っていたが、一定の照度がある状況でも「SNC-VB770」の方が全体的に陰影が少ない明るい映像となっていた。

 そしてもう1つ印象的だったのが、夜間に車両撮影した際のナンバープレートの見え方の違い。シャッタースピードの違いがあったので、必ずしも同一条件とはいえないが、従来のネットワークカメラの映像には、ノイズや被写体ブレの影響からナンバーが不鮮明だったのに対し、「SNC-VB770」の方は、しっかりとナンバーを映し出していた。

 ちなみに「SNC-VB770」が想定する利用シーンとしては、広範囲かつ夜間の監視が必要な港湾や河川、早いシャッタースピードを活かして夜間のナンバープレート撮影が可能な交通監視などとなる。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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