人材不足の介護現場、Pepperで介護士の負担軽減へ……Pepper World 2016 | RBB TODAY

人材不足の介護現場、Pepperで介護士の負担軽減へ……Pepper World 2016

エンタープライズ 企業

Pepperを使った介護施設向けレクリエーションアプリの開発が進められている
  • Pepperを使った介護施設向けレクリエーションアプリの開発が進められている
  • JOYSOUNDを展開するエクシングでは、カラオケに合わせた体操や、クイズなどのエンタメコンテンツをワンパッケージにして提供する
 ソフトバンクは27日、人型ロボット「Pepper」の法人活用事例を紹介するイベント「Pepper World 2016」を開催。会場では、50種類のPepperとさまざまなアプリが紹介された。本稿では「未来の小売」「未来の医療/介護」「未来の受付/トラベル」「未来の教育」といったカテゴリに分けられたサービス群の一部を紹介していく。

 JOYSOUNDを展開するエクシングでは、Pepperを使った介護施設向けレクリエーションアプリを開発している。カラオケに合わせた体操や、クイズなどのエンタメコンテンツをワンパッケージにして提供する方針だ。ブースでは、ディスプレイの映像に合わせてPepperが踊るデモが行われていた。

 担当者は、Pepperを利用するメリットについて「本来であれば、カラオケやレクリエーションを行う場合は、機器を操作するスタッフのほか、利用者たちの前に出てイベントを進行するスタッフも必要になる。人材の不足が言われている介護の現場。Pepperがその役割を担えば、お年寄りを近くでサポートする介護士を増やせる。レクリエーション担当のスタッフが新しいコンテンツを考え出す必要がなくなり、また体操の振り付けなどを覚える必要もなくなる。現場の負担が減る」と説明した。

 高齢者にとって、Pepperは孫のような存在に映るそうだ。「時として、施設のスタッフの声に従わないこともあるシニアの方たち。ところがPepperが進行役になると、素直に一緒に動き、一緒に声を出してくれる。それが健康の維持につながっている」と担当者。同社では、今年度末まで神奈川県の施設で実証実験を行う予定。来年度から、ビジネス向けに提供していきたいと話していた。

 介護ブースでは、このほかにも同様のPepper活用事例がいくつか紹介されていた。
《近藤謙太郎》

関連ニュース

特集

page top