パナソニックは20日、非接触で高精度に心拍数および心拍間隔を計測できる生体情報センシング技術を、京都大学のCenter of Innovation(COI)と共同で開発したことを発表した。 スペクトラム拡散ミリ波レーダー技術と特徴点ベースの心拍推定アルゴリズムにより、心電計相当の精度で心拍間隔をリアルタイムに計測することが可能。高感度の測定と同時に、1台のレーダーで複数人の動きの同時計測を可能としている点を特徴としている。 同社では今後、試作機での実証実験を経て得られた生体情報を用いた健康管理、アドバイス等のシステムに仕上げ、誰もが安心して暮らすことができる社会の実現を目指すとしている。