KDDIと海保、「船上基地局」実用化に向け訓練を実施……重さ10KgのLTE無線装置を開発
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今回の運用訓練では、船上基地局設営に掛る時間、アンテナの耐久性などを訓練によって測定し、より実用に近い形での運用を行う。また今回より新たに、LTEによる音声およびデータ通信の試験を行う。
また、これまで基地局の船上への設置にはクレーン等の重機が必要だったが、緊急時でも人力で運搬が可能な、重さ約10Kgの小型無線装置を今回新たに開発。実際に人力による搬入訓練も行う。
船上基地局は、2012年6月より総務省主導で検討が開始され、海上保安庁の協力の下、これまでさまざまな実地試験が行われている。今後は船上開設の早期実用化を目指す。