日本駐車場開発は28日、楽天との提携を発表した。2016年夏頃から、全国のコインパーキング事業会社と共通会員サービスを展開し、駐車場サービスに楽天の共通ポイントサービス「Rポイントカード」を導入する。 参画企業に対して、共通のシステムインフラとコインパーキング専用の端末を提供し、「Rポイントカード」を導入する。これによりユーザーは、駐車場利用時に「Rポイントカード」を専用端末に挿入することで「楽天スーパーポイント」を貯めることが可能になる。なおポイントは付与のみで、 駐車場利用料金に利用することはできない。 またキャッシュレス精算等の法人向けの会員サービスも展開できるとのこと。参画予定のコインパーキング事業会社は現在約20社で、初期導入予定のコインパーキング数は政令指定都市を中心に約1,000個所とのこと。 日本駐車場開発は、都心部の施設型駐車場のサブリース事業を中心に、駐車場に関する総合コンサルティングを行う企業。5年後には約5,000個所、車室数100,000台まで拡大することを目指す。