【オフィスセキュリティEXPO #05】日立が発売前の指静脈入退室管理システムをデモ | RBB TODAY

【オフィスセキュリティEXPO #05】日立が発売前の指静脈入退室管理システムをデモ

エンタープライズ セキュリティ

指静脈認証端末「FVA-100」。従来機に比べ10,000指/1秒という約3倍の認証速度と、他人受入れ率約15分の1という認証制度を実現した(撮影:編集部)
  • 指静脈認証端末「FVA-100」。従来機に比べ10,000指/1秒という約3倍の認証速度と、他人受入れ率約15分の1という認証制度を実現した(撮影:編集部)
  • 「指のみ」の認証が可能なのでストレスなく、大人数の認証が可能。本体がスリムになり防水にも対応したことで様々な場所に設置可能になった(撮影:編集部)
 日立産業制御ソリューションズは、東京ビッグサイトで10日まで開催された「第10回総務・人事ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」にて、認証精度と認証速度を従来より大幅に向上させた指静脈入退室管理システム「SecuaVeinattestor(セキュアベインアテスター)」のデモ展示を行った。

 最大の特徴は、1万本の指静脈データから認証を行う時間が約1秒という高速認証が可能な点。新開発の指静脈認証端末「FVA-100」は、これまで3,000指/1秒だった従来機に比べ約3倍の認証速度を実現。1人につき2指を登録しておく逐次認証方式の適用により、他人受入率も従来機から約15分の1に低減した。

 カードや鍵のように紛失や貸し借りの恐れがなく、暗証番号のように漏えいの恐れもない。さらに同じ生体認証である指紋認証と比べても偽造が難しいなど、指静脈認証にはさまざまなメリットがある。

 また、手動でIDを入力した上で認証を行う方式(1:1認証)と比べ、「指のみ」で認証が可能な方式(1:N認証)は、手間がかからずスピーディに入退室できるので、頻繁な出入りがある施設でも設置可能だ。重要施設なら、ID入力やICカードによる認証を組み合わせることでセキュリティレベルをより高めることもできる。

 認証機本体は縦型構造を採用し、本体横幅を半分以下の89mmにスリム化。防水規格IP44にも対応したことで、場所を選ばず設置可能になった。想定される利用シーンはオフィスやマンションのエントランス、工場の入退室管理、サーバールームといった機密エリアの入退管理、マイナンバー対策など。

 指静脈認証端末はカードリーダー内蔵の「FVA-100JL」とカードリーダーなしの「FVA-100SL」があり、いずれも提供開始時期は10月中旬予定とのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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