定額制音楽配信、「無料期間が終わったら解約」現状は6割以上 | RBB TODAY
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定額制音楽配信、「無料期間が終わったら解約」現状は6割以上

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サービスの利用状況(n=564)
  • サービスの利用状況(n=564)
  • 無料期間終了後の利用について(n=49)
  • 国内既存サービスの利用状況(n=199)
  • 今後の利用意向(n=75)
  • 海外のサービスについて(n=199)
 ジャストシステムは3日、『定額制音楽ストリーミングサービスに関するアンケート調査』の結果を発表した。調査期間は6月25日~27日で、アンケートサービス「Fastask」を利用し、10代~50代の男女564名から回答を得た。

 調査時点では、「Apple Music」は始まっていなかったため、調査対象は「LINE MUSIC」「AWA Music」「レコチョクbest」「dヒッツ」「KKBOX」「モンスターチャンネル」「スマホでUSEN」「うたパス」という国内発のサービスが主な対象となっている。

 それによると、定額制音楽ストリーミングサービスについて「利用している」という人は、全体の35%(199人)。「LINE MUSIC」の24.1%を最高に、どのサービスも10%前後の“利用率”となっている。「利用を検討している」「興味がある」「知っているが興味はない」を合わせた“認知度”では、もっとも知っている人が多かったのも「LINE MUSIC」で73.3%だった。以下「dヒッツ」66.4%、「レコチョクbest」65.3%が続く。「LINE MUSIC」より1か月早くスタートした、サイバーエージェントの「AWA」は、52.8%の認知に留まっている。

 定額制音楽ストリーミングサービスについて「利用を検討している」「興味がある」と答えた人に、「利用に至らない理由」を聞いたところ、「サービスが出そろうまで様子を見たい」60.7%が最多、次いで「スマートフォンの通信量が気になる」58.5%、「曲が手元に残らないのが不満」44.7%といった声があがった。

 また現在、定額制音楽ストリーミングサービスの無料トライアルを利用している人に、今後の利用意向を尋ねると、「無料期間が終わったら解約したい」という人が63.3%と多数派だった。「有料でも使い続けたい」人は、14.3%だった。

 今後のサービスとして、「日本に進出すれば利用したい海外の定額制音楽ストリーミングサービス」では、Android利用者は「Google Play Music」30.4%がもっとも多く、次いで「Apple Music」20.5%。iOS利用者では「Apple Music」36.4%がもっとも多く、次いで「Google Play Music」29.0%だった。
《冨岡晶》
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