「もう一つの理由はユーザーコミュニティとのつながりを大事にしながら、このプロダクトをつくりたいと考えたからです。単純に開発資金を集めるためだけにクラウドファンディングを行ったわけではありません。コミュニティサイトの『together.jolla.com』には日頃から数千人のファンが集い、活発なディスカッションを展開してくれています。今回の試みは、Sailfish OSを支えてくれている多くの方々からアイデアやフィードバックを募りながら、一緒にJolla Tabletを完成させる開発プロジェクトでした。スローガンは『Do It Toghether』。オープンソースのプラットフォームだからこそ、ユーザーの方々によるサポートを大事にしながら、集まった声をスピーディーに反映させながら面白い製品をつくることができました」(Lassila氏)