高齢者の健康や安全を見守るタブレット端末「Smyline」が登場 | RBB TODAY
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高齢者の健康や安全を見守るタブレット端末「Smyline」が登場

ブロードバンド セキュリティ
Smylineは7インチのAndroidタブレットとクレイドルからなる。端末はAC電源に常に接続する形で、コンセントが外れた際にはみまもり側にメールで通知される(画像はプレスリリースより)
  • Smylineは7インチのAndroidタブレットとクレイドルからなる。端末はAC電源に常に接続する形で、コンセントが外れた際にはみまもり側にメールで通知される(画像はプレスリリースより)
  • Smylineの基本画面。画面内の文字背面にある色が、クレイドルの押しボタンと対応して動作する。音声による操作案内も行われる(画像はプレスリリースより)
  • クレイドル内のセンサーによって計測されたデータは、インターネット経由で閲覧可能。リアルタイムではなく、30分おきの更新となる(画像はプレスリリースより)
 ハイブリッドシステムは16日、タブレットを使って高度なコミュニケーションを可能とした、ひとり暮らし高齢者向けの見守りシステム「Smyline」を発売開始した。価格は最も安いtype Eモデルが49,800円(税別)。別途5,000円の初期登録料と、2,980円(税別)の月額利用料が必要。

 「Smyline」(スマイライン)はタブレット端末と携帯電話回線を使った、ひとり暮らし高齢者の家庭に設置する見守りシステム。メーカーが個別に初期設定を行った後に出荷するため、端末を設置する高齢者は電源を入れるだけですぐに使用できる。

 最大の特徴は、タブレット端末を設置する台(クレイドル)に人感・音響といった7種類のセンサーを搭載したこと。みまもる側は、30分おきに更新されるセンサーのデータ(グラフ)をインターネット経由でいつでも閲覧できる。

 本体は薬の時間お知らせ機能を備えており、Bluetooth通信を使った特定の血圧計との連携も可能。血圧データはみまもり側も閲覧できる。

 なお、タブレットのカメラを使用してのリアルタイム監視機能は備えていないが、遠隔操作で部屋の写真を撮影し、部屋の様子を見ることができる。

 タブレット端末はモニター用途だけなく、コミュニケーションツールとしても利用可能。メールや写真のやり取りができ、デジタルフォトフレームとして写真を表示できる。また、高齢者からの意思表示として、「連絡が欲しい」、「体調を知らせる」などのボタンで簡単に連絡が取れるようになっている。高齢者が遊べるゲームやクイズ機能も搭載する。

 Smylineの操作はタブレットからだけでなく、クレイドルにある5つのボタンからも行える。緊急連絡として使用する可能性がある「連絡が欲しい」ボタンは、クレイドルの赤いボタンを押すだけで動作するといった工夫も。音声によるナビゲーションも行われ、高齢者は自分のITレベルに合わせて操作できる。

 Smylineの価格は使用機能の違いにより3種類あり、49,800~59,800円(税別)。別途5,000円の初期登録料と、2,980円(税別)の月額利用料が必要となる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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