日活ロマンポルノ、45周年にあわせリブートプロジェクトを始動  | RBB TODAY

日活ロマンポルノ、45周年にあわせリブートプロジェクトを始動 

 性愛を描いた映画レーベルとして知られる「日活ロマンポルノ」が、来年2016年に製作開始から45周年を迎えるに際し、新作製作と旧作の活性化をあわせた横断的なロマンポルノリブートプロジェクトを開始する。

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再審査でR15+指定となった作品『恋人たちは濡れた』 (1973) 神代辰巳監督
  • 再審査でR15+指定となった作品『恋人たちは濡れた』 (1973) 神代辰巳監督
 性愛を描いた映画レーベルとして知られる「日活ロマンポルノ」が、来年2016年に製作開始から45周年を迎えるに際し、新作製作と旧作の活性化をあわせた横断的なロマンポルノリブートプロジェクトを開始する。

 「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した成人映画のレーベル。製作終了した1988年までの17年間に、約1,100本もの作品を継続して公開し続けた。成人映画の範疇でありながら、性愛を描くシーンでの一定のルールと製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、若手監督たちが新しい映画作りを模索する場にもなっていた。しかし、当時では斬新すぎた性表現によって、製作当時から「芸術か猥褻か」の点で社会的な関心事として位置づけられ、この点は今もなお論じられている。

 2015年の現在では、1970年代当時と比較すると、女性誌において性に関する特集が組まれるようになり、また、当時製作された神代辰巳監督の2つ作品が映倫による再審査でR18+からR15+と指定が改められるなど、性的なコンテンツの開放度は上がっている。この機運にのり、「日活ロマンポルノ」が“男性も女性も等しく楽しむことができるエンターテイメントとして、新しいロマンを生み出す”という目的で、「ロマンポルノリブートプロジェクト」を始動させる。

 プロジェクトの主な方向は2点。まず、新作製作プロジェクトにおいて、第一線の映画監督たちへ現代の性と男と女のドラマを描く表現の場を提供すること。さらに、旧作ロマンポルノの作品群の上映を行い、ロマンポルノの”早すぎた映像表現”を鑑賞する土壌を世代・地域ともに広げていくこと。そして、具体的なプロジェクト第1弾として、2016年一般劇場での公開を目指し、これまでロマンポルノ作品を監督していない第一線の監督たちによる完全オリジナルの新作ロマンポルノを、BSスカパー!をパートナーとして2015年初夏より製作開始する。また、新作の劇場公開にあわせて、BSスカパー!でR15+版の放映を行う企画も進行している。

 日活ロマンポルノの新作に関する情報は、2015年末に発表の予定となっている。
《尚》

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