母親の子育て、のびのび育ってほしいが事故・犯罪に不安 | RBB TODAY
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母親の子育て、のびのび育ってほしいが事故・犯罪に不安

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子どもにどのようなことを身につけて欲しいか
  • 子どもにどのようなことを身につけて欲しいか
  • 子育てで重視していること
  • 子どもの安全について不安を感じることはあるか
  • 子どもの安全について不安を感じること
  • 子どもの安全について不安に感じる場面
  • 子どもの居場所が分からなくて不安を感じた経験はあるか
  • 常に子どもの居場所を把握していたいか
  • 安全のために子どもに持たせているもの
 イードは23日、「母親の子育てや子どもの安全に関する意識調査」の結果を発表した。「他人を思いやり、自ら行動して自立心を持ってのびのびと育ってほしい」と願う一方で、子どもの安全に対する不安を強く感じていることが判明したという。

 調査期間は4月2日~6日で、2015年度に5歳~9歳になる長子を持つ母親500名から回答を得た(子どもの年齢が各年代、男女それぞれ50名)。調査エリアは都市部を中心とした12都道府県。

 まず『子どもにどのようなことを身につけて欲しいか』を聞くと、「他人を思いやる心」86.6%、「自分で考え行動する自立心」83.2%が、ともに8割超で1、2位だった、以下はやや数字が下がり「あきらめない心」71.2%、「一般常識」71.0%、「感謝する心」70.0%などが並んだ。『子育てで重視していること』を聞くと、「褒めること」62.0%が1位。以下、「得意なことを伸ばすこと」52.4%、「のびのびと育てること」47.8%が続いた。

 次に『子どもの安全について不安を感じることはあるか』という質問については、「とても不安がある」40.6%、「やや不安がある」52.2%となり、合計90%以上が不安を感じていた。理由としては、「交通事故にあうこと」89.3%が1位で、以下「犯罪に巻き込まれること」83.3%、「誘拐にあうこと」63.7%、「知らない人に声をかけられること」52.8%が続いた。

 『子どもの安全について不安に感じる場面』では、「一人で外に遊びに行くとき」47.2%、「友達と外に遊びにいくとき」44.6%、「降園、下校時」40.8%などが上位となった。また、ほとんどの回答で、男児より女児の母親、未就学児よりも小学生の母親のほうが不安を感じていた。『子どもの居場所が分からなくて不安を感じた経験はあるか』という質問では、「ある」48.4%、「ない」51.6%と意見が分かれたが、一方で、『常に子どもの居場所を把握していたいか』という質問には、「把握していたい」が90.0%と圧倒的多数になっている。

 そこで、『安全のために子どもに持たせているもの』を見てみると、未就学児は「特になし」81.0%だったが、一人で行動する機会が増える小学1~3年生では「特になし」が35.0%まで低下。具体的に持っているものとしては、「カバンなどの荷物に付けるタイプの防犯ブザー(キーホルダー型など)」が47.3%でトップ、「子ども用の携帯電話/スマートフォン」が19.3%で2位となった。

 最近注目されている『子どもに対する見守りサービスや製品』については、「非常に興味がある」が15.4%、「興味がある」が42.2%で、6割近くが興味を示した。実際に『見守りサービスや製品にいくらぐらいまで払ってもいいか』という質問では、「500円以下」33.3%、「500円~1000円以下」34.4%となり、「1000円以下」で7割近くを占めた。なかには「3000円~5000円以下」1.7%、「それ以上」0.7%という親も存在した。
《冨岡晶》
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