トム・クルーズ「最も危険だった」…『M:I』最新作アクションシーン驚きの裏側(動画) | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

トム・クルーズ「最も危険だった」…『M:I』最新作アクションシーン驚きの裏側(動画)

エンタメ 映画・ドラマ
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』より (C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
  • 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』より (C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
  • トム・クルーズ (C) Getty Images
 8月7日の日本公開を控えた映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の情報解禁が、昨日24日公開されたポスタービジュアル&迫力アクションの特報に続き、新たな場面写真が公開となった。

 24日には、ポスタービジュアルとともに2分30分の最新映像が公開され、そこでは主演のトム・クルーズが飛んでいる軍用機に飛び乗り、翼の上を走り、さらに加速して上空に離陸する機体の扉にしがみつくという超絶スタントを見せた。本日公開されたのはトム演じる主人公「イーサン・ハント」と、スウェーデン出身の女優、レベッカ・ファーガソン演じる謎の美女「イルサ」との2ショット写真。トムの肩越しに銃口を構えるレベッカに、手に汗握る緊迫シーンであることを予感させる。

 今回も迫力のアクション・シーンが満載な同作だが、公開されたばかりの特報映像の“飛行機スタント”は、クリストファー・マッカリー監督の冗談から始まったものだったという。前作『ゴースト・プロトコル』も、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファ(828m)でのアクションというインパクト大かつハードなものだった。今回の撮影の中で、監督からトムへ「キミがこの飛行機の離陸時に機外にいるというのはどうだろう?」と、冗談のつもりで提案したところ、トムは「飛行機に乗りながら翼の上に出たり機体の外に行ってみたい」と思っていたそうで、「そうだね。それなら出来るよ」と、なんと快諾。結果、2日間費やし、地上1500mでのスタントを実行することになったという。

 もちろん撮影は大掛かりなものだった。滑走路上で何らかの物体や鳥にぶつかることは大けがにつながるため、何日もかけて滑走路が清掃された。また、あの状態で目を開けて撮影できるかも何度もテストがされた。さらに翼の上に立っているときもエンジンから噴き出る燃料が直接トムの体にかかったり、徐行しているときでさえ噴煙ガスを吸い込んで目に入ることもあり、眼球全体をカバーできるレンズを着装した。さらに、衣装はスーツで、地上1000フィート(約304.8メートル)毎に気温が下がるため非常に寒かったという。

 監督は「これほど緊張感のあふれる撮影現場は初めてだったよ。トムは『僕が(スタント中)、本当に辛そうに見えてもそれは演技の一部だから、カメラを止めないでと言ったんだ。本当にもうダメだというサインを出すまでね』と。リアルなスタントを追求するトムならではの姿勢だけど、実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」と撮影を振り返った。

 トムは飛行機のエンジンがまわり始めてから、上昇、地上走行、滑走路での走行、離陸、飛行、引換して着陸、そしてエンジン停止まで機体の側面にずっと張付き、理想のショットを撮影するために8回同じことを繰り返した。しかしその中、離陸時には機体の壁に何度も身体をたたきつけられたというトム。これには彼も「僕が挑戦したスタントの中で最も危険なものだったよ」と明かしたほど。冗談から始まったこの驚きのシーン、まさに“不可能を可能に”してしまったわけだ。

 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(原題:MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION)は日本公開が8月7日、全米公開は7月31日。

《田中沙織》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top