新生VAIO発表、「Made in AZUMINO JAPAN」へのこだわり | RBB TODAY

新生VAIO発表、「Made in AZUMINO JAPAN」へのこだわり

IT・デジタル ノートPC

VAIO Z
  • VAIO Z
  • タブレットモードの状態
  • 動画視聴時に便利なビューモード
  • 1mm厚の雲母片岩をトラックパッドに採用。滑らかな指触りを実現した
  • VAIO Z Canvas
  • 本体を側面から見たところ。スタイラスペンが本体に装着できる
  • 両モデルが共通して搭載する「Z ENGINE」の紹介
  • VAIO株式会社 関取高行氏 
 昨年7月1日にソニーのPC事業売却により誕生したVAIO株式会社が16日、新会社として初めてのモバイルPC「VAIO」の新製品2機種を発表した。

 “MONSTER PC”を謳うフラグシップモデルの「VAIO Z(VJZ13A)」は本体に13.3型の液晶パネルを搭載。OSはWindows 8.1 Pro Update 64ビット。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。

 クラムシェルスタイルの本体液晶パネルを回転させて、通常のキーボードモードのほか、タブレットモード、ビューモードと3つの形態に変形できる「マルチフリップ機構」が特徴だ。

 CPUにはTDP(熱設計電力)28Wという放熱性能に優れるインテルの第5世代Uプロセッサーラインを採用。専用のグラフィックスプロセサーに匹敵するインテルIrisグラフィックスの内蔵により、単体で4K Cinema RAWフォーマットの映像素材も現像再生が行える。記憶媒体にはPCIeインターフェースの3倍速SSDが搭載された。

 バッテリーはVAIOシリーズ史上で最長を謳う、フル充電からの15.5時間駆動を実現。「ACアダプター無しでも一日中持ち歩いて使えるビジネスパートナー」としての魅力を訴求している。大容量のバッテリーを搭載しながら、本体の薄さは約16.8mm、質量は約1.34kgに抑えている。実現できた背景には、今回発表の「VAIO Z Canvas」とともに採用する独自の高密度実装技術と放熱設計技術の結晶である「Z ENGINE」が採用されたことで、筐体内部に生まれた空間的な余裕を有効に活用できたことがある。

 入力インターフェースであるキーボードやトラックパッドの品質にもこだわった。キーボードには打鍵感を高め、ストローク音を静音化するための工夫を盛り込んだ。トラックパッドには1mm厚の雲母片岩をスライスした石材パーツを使用。アウトプットデバイスである液晶ディスプレイもsRGBの色域を100%カバー。特に赤色の再現力が際立っているという。本体内蔵スピーカーの大音量出力にもこだわり、高密度実装技術を活用してノートPCとしては大型スピーカーボックスを確保。「100人規模の会議室で音声付きプレゼンテーションを上映しても隅々まで音が聞こえることを目指した」(同社)という。

 キーボード部と液晶部を分離して使える「VAIO Z Canvas」は、同社が昨年10月から試作機「VAIO Prototype Tablet PC」として紹介してきたモデルの商品版だ。プロトタイプから大枠の仕様は変更されていないが、ブラックだった本体色を指紋が目立たないようシルバーに変えた。

 本体液晶は12.3型。OSはWindows 8.1 Pro Update 64ビット。Adobe RGBのカバー率は95%としている。インテルCore i7 HプロセッサーラインとIris Proグラフィックを搭載し、記憶媒体には第二世代のハイスピードSSDを備える。本体には視差の小さいデジタイザースタイラスペンを付属。

 同社としては本機をオフィスユースのモバイルPCとしてだけでなく、「クリエイターをデスクから解放することを目指したPC」として、プロフェッショナルレベルの創作を支援できるハイスペックを魅力として訴求する。インテルの第5世代CoreプロセッサーやIrisグラフィックスの内蔵によるハイパフォーマンスを実現した。そして本機でも実現している高速レスポンスや優れたポータビリティを支えているのはVAIO独自の「Z ENGINE」のテクノロジーだ。特設サイトでは漫画「聖☆おにいさん」の作者である中村光氏による開発機のハンドリングレビューの動画も公開しながら、創作活動における親和性の高さをアピールする。
《山本 敦》

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