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新生VAIO発表、「Made in AZUMINO JAPAN」へのこだわり

IT・デジタル ノートPC
VAIO Z
  • VAIO Z
  • タブレットモードの状態
  • 動画視聴時に便利なビューモード
  • 1mm厚の雲母片岩をトラックパッドに採用。滑らかな指触りを実現した
  • VAIO Z Canvas
  • 本体を側面から見たところ。スタイラスペンが本体に装着できる
  • 両モデルが共通して搭載する「Z ENGINE」の紹介
  • VAIO株式会社 関取高行氏 
 関取氏は壇上で語気を強めながら次のように語り、スピーチを結んだ。「新生VAIOの意志をぜひ、お客様に製品そのものから感じてもらいたい。我々の力で作り上げた新製品を発表できる今日こそが本当のスタート。これからも自由であること、独創的であることを自問しながら、様々な分野でものづくりにチャレンジしていきたい。今日から始まる新しいVAIOの物語にぜひ期待して欲しい」

 続いて登壇したVAIO新製品の商品プロデューサー 商品企画担当ダイレクターの伊藤好文氏はVAIO Zにて実現した「Made in AZUMINO JAPAN」の具体を紹介。液晶パネルにはパナソニック液晶ディスプレイ、本体のアルミ加工には東陽理化学研究所、UDカーボンには東レ、キーボードには沖電気など日本を代表する大手製造メーカーが新製品に関わっていることを説明しながら、「ビジネスマンにとっての“究極の道具”を目指すVAIOが、日本有数の国内企業との共同開発によって誕生した“日本代表”」であることを強調した。

■洗練された印象のカラーリングやデザイン

 本日の製品発表会では会場に展示された「VAIO Z」の実機に触れる機会も得た。本体キーボードは確かに確かに思い切り入力しても“ペチペチ”としたノイズが少なく静かだ。カフェなど外出先でのノマドワークにも周囲に余計な気遣いをせずに作業に集中できそうだ。反面、筆者が使っているMacBook Proに比べるとストロークは浅めなので、この辺りは好みが分かれそう。ノートPCの本体が変形するギミックは、歴代の「VAIO Duo 11」や「VAIO Fit」と比べてもさらに洗練された印象を受けた。タブレットモードに変形させて、一枚のスレート形状にした際のシームレスな形状も様になっている。現状はせっかく付属しているのに、本体と一緒に持ち歩くしかない「デジタイザースタイラスペン」を何らかの方法で本体にアタッチできるようになっていればなお良かった。

 シンプルなカラーリングとデザインはプロフェッショナル志向が高く、筆者の好みとしてドンピシャなのだが、オーダーメイド感が得られるカラーバリエーションの追加にも期待したい。その点、BEAMSとのコラボレーションにより展開される、トラックパッドをオレンジに変更した特別仕様のモデルも、デザインにこだわるユーザーなら選択肢に加えておきたい。
《山本 敦》
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