2014年の不正プログラム、届出最多は“オンライン銀行の情報窃取”
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それによると、2014年のコンピュータウイルスの届出件数は、2013年の6,596件から1,582件減少して、5,014件だった。年間のウイルス検出数も、2013年の195,550個から112,522個減少し、83,028個となった。ウイルス別検出数では、自身の複製をメールの添付ファイルとして拡散するW32/Mydoom、W32/Netskyが多く検出された。
一方で2014年の不正プログラム検出数は、2013年の233,341個から、147,284個増加し、380,625個となった。年間検出数の第1位は、インターネットバンキングのIDとパスワードを窃取する「Bancos」で、65,942個が検出された。個数は2013年の30,867個から倍増したが、2014年5月以降は急速に減少している。
不正アクセスの2014年の届出件数は合計120件で、前年比約28%減。被害があった件数は102件(前年比約35%減)と全体の約85%だった。そのうち、原因の内訳はID・パスワード管理の不備が17件、古いバージョン使用・パッチ未導入が11件、設定不備が10件などとなっている。
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