【ウェアラブルEXPO】IoTデバイスをインターネットにつなげるマイクロサーバー……OpenBlocks IoT BX1 | RBB TODAY
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【ウェアラブルEXPO】IoTデバイスをインターネットにつなげるマイクロサーバー……OpenBlocks IoT BX1

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IoTマイクロサーバー
  • IoTマイクロサーバー
  • 右側は、開発・評価用ボードに接続されたBX1
  • SIMスロットと、外部インターフェイスのための専用コネクタ。
  • IoTマイクロサーバー
  • ぷらっとホームのブース
 ぷらっとホームは「ウェアラブルEXPO」にて、IoT向けのマイクロサーバーを展示している。見た目は、Wi-Fiモバイルルータよりも小さく感じ、モバイルバッテリーか大き目のビーコンデバイスにも見えるが、中身はLinuxマシンと各種の有線・無線インターフェイスを持つれっきとしたサーバーだ。

 BX1はセンサーやディスプレイを搭載するウェアラブルデバイスやIoTデバイスをインターネットにつなげるためのゲートウェイやルーターの役目を果たすプラットフォームとして、デバイスメーカーやサービスプロバイダーが利用できる製品だ。

 サイズは41.6mm(W)×96mm(D)×11.3mm(H)。500MHzのデュアルコアAtomプロセッサを搭載しRAMは1GBにフラッシュメモリを4GB搭載する。OSはDebian GNU/Linux7.7でコンパイラ、DB、各種開発言語の他、サーバーに必要な一般的なLinuxアプリケーションを動かすことができる。

 センサー・デバイス側の接続は、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(a/b/g/n)といったワイヤレスの他、Ethernet、RS-232C、USBなど各種有線インターフェイスにも対応する。クラウド側との接続は3GかWi-Fiを利用する。3G SIMは附属しないが、ロックはかかっていないのでMVNOを含む各種SIMをスロットに指して使う。LTEには対応していないが、IoTという用途を考えると帯域やコストの面で3Gのほうが都合がよい。またグローバルで見た場合、途上国でも広く普及しており使い勝手の良さは3Gに軍配があがるだろう。

 ぷらっとホームでは2月中旬くらいを目安に発売を開始する予定。価格は単体では未定だが3万台だろうとのこと。
《中尾真二》
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