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【Pet博 2015】「介助犬」「聴導犬」の役割は?

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  • 聴導犬は小型犬も多いちう
 特定非営利活動法人ウェルフェアポート湘南は、介助犬、聴導犬のピーアールを行っていた。

 盲導犬は知っていても、介助犬や聴導犬はあまり知られていない。同法人によると盲導犬は全国で約1000頭いるが、介助犬は72頭、聴導犬は54頭と少ないという。聴導犬などの育成も行っている同法人は、障害者とマッチングを行うなど、実際に実働犬して社会に送り出している。

 スタッフによると介助犬は手足の不自由な車椅子の人らと一緒に生活していく犬。「落としたものを拾ったりすることが多いです。車椅子を使っている人は、脊椎とか首などに損傷があるケースも多く、手がマヒしていたら落とすことも多い。また、ものを拾ってあげるほかにも扉を開けてあげたり閉めたり、チャイムを鼻で押して家族を呼んだり……。介助犬のやることは、人の障害が一律ではないのでオーダーメイドの(育成)になります。その方にあったものを訓練していく中で、何が必要かを犬に教えていくことになります」と話す。一方の聴導犬は音を教えることが仕事。吠えても人には聞こえないので、吠えない犬で、なおかつタッチして音源まで連れ行ったりすることが役割になる。聴覚障害はほかの人からはわかりにくいので、後方から自転車が警告してもわからない。そんなときに犬が教えてあげることになる。

 こうした補助犬は認定書があり、それを身に着けているという。

 同法人の担当者は、障害者もまだどうやって情報を得たらよいかわからないことも多く、行政の補助金も少ないと話している。
《RBB TODAY》
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