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【快適ペットライフ Vol.8】「愛犬とのコミュニケーション!トリックを教えよう」

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おて
  • おて
  • ターン
  • バーン
●個々に合ったコミュニケーションを見つけよう!

では、コミュニケーション方法はどうしたらいいの?と考えてしまいますよね。実は、「犬とのコミュニケーションはこう取るべき!」という方法は一概には言えません。
なぜなら、犬種、年齢、生活環境などによって性格は様々な為、遊び好きな子もいれば、まったり過ごすことが好きな子もいます。
私の愛犬はボーダーコリーですが、犬種だけを見ると活発で常に動くことを求めているようなイメージを持たれます。でも、実際はとってもマイペースで常に動くというより、遊ぶ時と休む時のメリハリを好み、人の言葉を理解しようとする気持ちが高いように感じます。また現在9歳とシニアでもありますので、よりまったりする事が多くなっています。そんな愛犬とのコミュニケーションは、新しい言葉を教えたり、覚えている事は更にレベルアップしたりと、頭を使わせる接し方を心がけるようにしています。分からない事を理解出来た時にとても満足した表情になっているような気がします。
まず、愛犬が何に対して喜ぶのか?何を求めているのか?何が得意なのか?を見つけることが大切です。

●トリック(芸)を教えよう!

愛犬の特徴が見えてきたとしても、じゃあこれを教えよう!こう接しよう!とまでとはいきませんよね。ここでは、どの子にでも使える愛犬とのコミュニケーションに役立つトリックをいくつか紹介したいと思います。

・「オテ」難易度★☆☆
トリックの王道ですが、オテはとっても大切なコミュニケーション方法の一つです。足をちょこんと出してくれる可愛さはもちろんですが、犬が苦手な足先を自らが出し触らせてくれることで信頼関係が築け、健康チェックにも役立ちます。
覚えやすい子は、食べることが大好きな子。
教えるポイントは、犬が自ら足を出した時に褒める事!

・「ターン」難易度★☆☆
愛犬が目の前でクルッと一回転するトリックです。案外教えるのが簡単で、犬が好む動きを利用しています。トリックを教えることに慣れていない方でも簡単にでき、人との楽しみを伝えるのに優れたトリックです。
覚えやすい子は、遊び好きでおもちゃが大好きな子、興奮するとくるくる回る子。
教えるポイントは、好きなもので誘導してあげる事!

・「バーン」難易度★★★
犬に向かって手を銃のようにしバーンと撃つ真似をすることで犬がゴロンと転がるトリックです。ゴロンと転がったまま止まるというのは難しいトリックの一つです。出来ると自慢出来ちゃいます!飼い主との関係の強化、ボディチェックにも役立ちます。
覚えやすい子は、お腹を見せるのに抵抗がない子!フレンドリーな子。
教えるポイントは、無理にではなく喜んでお腹を見せた時を利用する事!

上記のようにいくつかご紹介しましたが、教えるコツは、愛犬の行動を観察する事!愛犬の癖だったり、よくする行動を上手く利用することで覚えやすくなります。
たくさんのレパートリーを増やすことで、愛犬を飽きさせず、また人との関わりが楽しくなってくれます。愛犬とのコミュニケーションに迷っている方、より深めたい方はまず愛犬と楽しめるトリックから初めてはいかがでしょうか?

●筆者プロフィール
稲垣亜衣

■1999年、犬のテーマパーク「わんわん動物園」に入社しステージチームとして、「ドッグレース」、「アジリティドッグ」、「ディスクドッグ」などのパフォーマンス犬の育成やステージパフォーマンスを担当。2001年オープンの「わんにゃんワールド多摩」では、ステージチーム長、園長を務める。2004年には、テレビチャンピオン「第2回ダメ犬しつけ王選手権」に出場し優勝!!2009年からはペット業界大手「ペットプラス」「イオンペット」にて、飼い主様向けのしつけ教室を担当。しつけ部門のマネジャーを兼任しながら、4年間に渡り、1000件以上のトレーニングを行う。2013年独立、「HAPPINESSDOG」を立ち上げる。愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士。
《RBB TODAY》
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