ソフトバンクM、新型気球無線中継システムを実験……無人で運用可能
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新型気球無線中継システムは、災害などで通信障害が発生しているサービスエリアを迅速に復旧させることを目的として開発されたもので、地上、船上および車両に設置した係留装置からの気球係留が可能。地上100mに係留することで、開放地において半径5km程度のサービスエリアを確保できるという。
ソーラーパネルによる電源供給を実現しており、現場での給油作業は不要となっている。また、遠隔地点よりネットワーク経由で係留気球の昇降制御や監視制御を可能とする“遠隔制御機能”を搭載しており、現場での人材の確保も不要となっている。
17日に総務省東北総合通信局より、フィールド実証評価を行うための実験試験局の本免許を取得。27日から実証実験を宮城県南三陸町周辺で行い、通信品質や通信速度、サービスエリアの広さ、システム構築時間および安定性などを評価する予定だ。なお、全国主要拠点に配備している気球無線中継システムも、今後、順次本システムに更新していく予定。