インテルは15日、切手大の超小型コンピュータ「Edison」開発ボードの国内販売計画を発表した。10月25日より販売を開始する。 「Edison」」は、Wi-Fi、BluetoothLE、メモリ、ストレージなどを、SDカード型に内蔵した超小型コンピュータだ。設計工程の簡素化、耐久性の向上、一層のコスト削減を可能にするため、さまざまな組み込み用途向けを想定している。日本では、「インテルEdisonモジュール」「インテルEdisonキットForArduino」「インテルEdisonBreakoutボードキット」の3種類が提供される。 「インテルEdisonモジュール」には、22nmプロセス技術によるデュアルコアのインテルAtomプロセッサー500MHzと32ビットのインテルQuarkマイクロコントローラー100MHzによるインテルのSoC、1GBLPDDR3メモリ、4GBEMMCとデュアルバンドのWi-Fi/BTLEが搭載されたものとなっている。 取り扱い販売店は、秋月電子通商、オリオスペック、システナ、ソフマップ、ソフトバンクコマース&サービス、ダイワボウ情報システム、ドスパラ、ユニットコムなど。価格はオープン。また、国内では、ぷらっとホームが、インテルEdison開発ボードを活用した、M2M/IoTシステムの構築向けに極小サイズのIoTゲートウェイ「OpenBlocksIoTファミリ」の製品化を発表している。