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月々の支払額が安い携帯キャリアは?iPhone 6、あらためて料金を比較してみた

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iPhone 6とiPhone 6 Plus
  • iPhone 6とiPhone 6 Plus
  • MNP時の比較
  • 機種変更時の比較
 19日に発売となったiPhone 6/6 Plus。人気はあるもののキャリア版は在庫も十分にあるようで、予約すれば数日で手に入ったり、一部の色・容量では、即日買える店舗もあったりするようだ。

 実際に購入した場合の料金は、キャンペーンや下取り額が19日の販売開始の直前まで動いており、よくわからないという人も多いだろう。そこで、iPhone 6の購入を考えた場合の料金のシミュレーションをしてみた。なお今回は、2年前に発売された「iPhone 5 16GB」から「iPhone 6 16GB」にMNP/機種変更した場合について考えてみる。

 金額は各社の公式サイトを参照した。なお、auに関しては公式サイト上で税抜表示となっているが、今回の記事中ではすべて税込金額で比較している。まず、「iPhone 6 16GB」の端末支払総額はドコモが73,872円、auが72,360円、ソフトバンクが70,080円。それぞれ24回に分けて端末支払総額と同額の割引が受けられるため、どのキャリアもMNPの場合、実質価格は0円となり、ここからさらにキャンペーンや下取りプログラムを適応できる。

■MNPはドコモとソフトバンクが優勢、月額で見るとソフトバンク

 ドコモにMNPした場合、「iPhone下取りプログラム」28,080円と、以前ドコモを利用していた人は「おかえりボーナス」ポイント相当額+10,800円が適応できる。月額料金は、通話定額の「カケホーダイ&パケあえる」に5GBのデータ通信をつけて8,640円、2年間での合計は、168,480円となる。

 auにMNPした場合、「auにかえる割 Plus」au WALLET 10,000円チャージ、「下取りキャンペーン」28,080円が適応できる。月額料金は通話定額の「電話カケ放題プラン」と5GBのデータ通信をつけて8,640円、2年間での合計は、169,280円となる。

 ソフトバンクの場合、「のりかえ下取りプログラム」28,080円に「のりかえ割」も併用でき、10,800円割引となる。月額料金は、通話定額の「スマ放題」とデータ通信5GBの場合、8,640円で、そこから「のりかえ下取りプログラム」1,170円×24カ月、「のりかえ割」1,080円×10カ月が毎月割引となり、月額の総支払額は6,390円(11カ月目からがは7,470円となる)となり、2年間の合計は、168,480円。

■機種変更はソフトバンクが優勢

 機種変更の場合、毎月の割引額が変わってくるので、実質価格も変わる。実質価格は、ドコモが11,664円、auが14,520円、ソフトバンクが14,520円となる。

 ドコモはiPhone 5を販売していなかったので単純な試算はできないが、Android端末でも下取りは特に用意されていない。Android端末から機種変更した場合の月額支払額は9,126円で、2年間の合計は219,024円となる。

 auの場合、「下取りキャンペーン」32,000円を適応でき、月額支払額の9,245円で、2年間の合計は189,880円となる。

 ソフトバンクは、下取りとなる「タダで機種変更キャンペーン」32,400円を適応でき、月額支払額は7,895円、2年間の合計は189,480円となる。

■最も安い携帯キャリアは?

 試算に含まれていない割引としては、固定回線とセットで割引となるauの「スマートバリュー」やソフトバンクの「スマホBB割」がある。こちらが適応できれば、月々1,522円の割引が受けられるため、2年間で36,528円も安くなる。固定回線が対応していれば大きな割引を受けられるので活用したい。

 他キャリアにはない魅力としては、ソフトバンクの「アメリカ放題」がある。スプリントのネットワークを利用して通話もネットもし放題となるもので、アメリカに訪れる機会が多い人にとってはかなり魅力的だ。

 また、ドコモやソフトバンクでのパケットシェアを前提とする場合、家族がどのキャリアを使っているかということでも値段が変わってくる。例えばソフトバンクで15GB、13,500円を家族で3人で分け合うと、それぞれが5GB契約するより一人当たり月額900円安くなる。

 今回の試算では、MNPの場合、月額費用ではソフトバンクが、2年間の合計ではドコモとソフトバンクが同額で最も安くなった。ただし、ドコモの場合は「カケホーダイ&パケあえる」の定額プランのみでの契約となり、注意が必要だ。また、機種変更では月額費用、2年間の費用ともにソフトバンクが最も安いという結果になった。各キャリアの特徴や、現在の契約状況、使用状況などを踏まえて、安いキャリアを選択したい。
《RBB TODAY》
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