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長岡市、タニタのノウハウ投入で地域おこし

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会見のようす
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タニタ食堂のノウハウを投入し、スポーツと健康を軸とした地域おこしにチャレンジする。

長岡市、タニタ、プロバスケットボールのbjリーグは26日、都内で会見を開き、地方都市における新たな地域活性化モデルの構築を目指し、「健康」を軸に事業を展開する「地域活性化・健康事業コンソーシアム」の立ち上げを発表した。

タニタは、タニタ食堂で得た知見を活かし11月2日、長岡市民センターにタニタカフェを新設。このカフェを中心に、まちおこしの仕組みを構築する。食、計測、談話などが行なえるコミュニティの場としてカフェを位置づける。また、長岡市の飲食店に、タニタ食堂が連携、メニューを展開する。これにより、長岡市はひろくタニタ食堂的エッセンスを取り入れる。

このプロジェクトの立ち上げに際し、中心的存在となったのは、bjリーグの中野秀光社長。2大プロスポーツである「プロ野球」「Jリーグ」に続く第三のプロスポーツリーグとして模索を続けているというbjリーグだが、今回一つの形を得た。「スポーツを通じて地域をおこすという取り組みに、長岡市、タニタさんに参入いただいた。有り難いことです」と話した中野社長。

「バスケットボールのプロが選手生活を引退しても保証がない。社会/地域貢献とプロ選手のセカンドキャリアを考えるという宿題がありました」と課題を話す。

「選手の運動能力、生活能力、休む能力、これが優れていることです。この能力をまちづくりに活かしたいということでスポーツを通したまちづくりに着手したいと。かねてよりお世話になっていた森民夫長岡市長のお力添えと、今回ご縁あってタニタの谷田千里社長の協力を得ることができました」とした。

タニタの谷田千里社長は、「新業態のコニュ二ケーションと計測ステーションが一体化したタニタカフェを用意します。タニタ食堂で培ったノウハウを活かし、市民と街が自然に健康になるスキームを構築するという大きなチャレンジです」と今回の取り組みを解説。「継続が大事ですが、もちろん事業として成り立つ皮算用はしています」とビジネス面での見通しも抜かりない。

森民夫長岡市長は全国市長会長も務める。「自治体はまじめなんです。地域に良いことをしているんだ、という考え方でやっている。これまでそうした考え方で結果が出ているから良いのですが。ただある種の“緩さ”も大事なのです。民間企業のノウハウで楽しく、お得。そういうところに可能性があるのです」と持論を展開し、「歩きながら考える、そういった取り組みです」と述べた。

長岡市が“まるごとタニタ食堂化”…スポーツ健康まちおこしでbjリーグ、長岡市、タニタが連携

《編集部@CycleStyle》
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