日本のPCソフト、5本に1本は「不正コピー」……被害総額は約1,419億円に
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それによると、2013年の日本の「不正コピー率」(PCに正規ライセンスのないソフトウェアをインストールしている状態)は19%で、総額は13.49億米ドル(約1,419億円)となった。2011年(前回調査)からは2ポイント低下した。また、日本の国内企業のうち、「正規ソフトウェアの使用を明文化した社内規程」を整備していたのは37%にとどまった。
全世界のPCソフトウェアの不正コピー率は、新興経済国におけるソフトウェアの不正コピーが過半数を占めていたことなどが要因となり、2011年の42%から43%へと上昇した。不正ソフトウェア総額は627億ドル(約6兆5,972億円)だった。
「不正ソフトウェアを使用しない理由」としては、「マルウェアによるセキュリティの脅威」が全世界で高い比率を示した。具体的なセキュリティリスクとしては、「ハッカーによる不正アクセス」が最多の64%、次いで「データ損失」の59%となっている。