衛星通信事業もCommunicAsiaでは注目の分野であり、「AatComm 2014」も同時開催イベントとしてスペースを設けている。 移動体での衛星通信ネットワークを手掛けるGilat Satellite Networksは、衛星自動追尾のアンテナ(SOTM:Satellite communications on the move)を開発してるが、会場の一部でアピールしていたもののひとつに「RaySat ER7000」がある。130×139×30cmというサイズのユニットだが、中ではアンテナ部分が回転している。アングルは90度まで対応できる。 軍事用途も見込んで開発されたものだが、カザフスタンや北アフリカの長距離列車の天井に搭載され、インターネットアクセスを提供しているという。