W杯に便乗するサイバー犯罪……フィッシングに続き、偽アプリが多数出現
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それによると、ワールドカップに便乗した不正なAndroidアプリが、これまでに少なくとも375種確認されたという。同社で解析を行ったところ、この大量の不正プログラムは、モバイル上で感染が広がっている不正プログラムのファミリの亜種であることが判明した。
今回確認された不正プログラムの1つは、「ANDROIDOS_OPFAKE.CTD」として検出される「OPFAKE」ファミリの亜種で、高額料金が発生するサービス悪用、連絡先やメッセージなどの個人情報の収集、不正なリンクやショートカットをモバイル端末のホーム画面に設定するなどの不正活動を行うものとなっている。
そのほか、特定の受信メッセージをブロックもしくは隠ぺいする偽アプリ、何も購入していないのに、高額な請求を受ける偽アプリ、ユーザーの支払い確認のメッセージを隠ぺいするスロットゲームアプリなどが確認されたとのこと。
同社では、サッカーの試合予想を賭けるアプリには、ユーザーが気付かないうちに情報が漏えいするものや、少額決済を行う際、あきらかにセキュリティを侵害するものなどがあると指摘している。また、数多くの高リスクアプリを確認しており、情報収集を行ったり、広告を勝手に表示するなどの不正活動を行うものが大多数だとしている。