「クールビズ」の問題点……“汗とニオイ”対策がオフィスの新マナーに | RBB TODAY

「クールビズ」の問題点……“汗とニオイ”対策がオフィスの新マナーに

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クールビズの状況下でストレスに感じること
  • クールビズの状況下でストレスに感じること
  • ニオイ発生のメカニズム
 環境省が推進する「クールビズ」が、今年も5月にスタート、さらに軽装になる「スーパークールビズ」も6月1日からスタートする。梅雨から夏に向かうこの時期は、気温とともに湿度も上昇し、“汗とニオイ”対策が重要になってくる季節だ。

■クールビズの効果を上回る“汗とニオイ”の問題

 実際に、資生堂が首都圏・関西圏のビジネスパーソン1,248名を対象に、2013年に実施した調査では、「クールビズの状況下で、ストレスに感じていること」のトップは、「汗のニオイが気になる」44.8%、以下「汗でベタベタして気持ち悪い」42.3%、「暑くて集中できない」38.9%が上位となっている。「身だしなみがだらしなく見える」7.9%、「何を着ていけばいいかわからない」7.9%をはるかに上回っており、クールビズであっても、暑さは防ぎ切れていない現状が浮き彫りとなっている。ビジネスパーソンの悩みの種として、“夏の職場での汗のニオイ”がクローズアップされている理由がここにある。

 これに対し資生堂では、クールビズにおけるデオドラントケアに焦点をあて、オフィスで快適に過ごすための新習慣=“デオドラントBiz”を推進しているという。昨年は、働く人のニオイケアに関する無料情報紙『デオドラントBizタイムズ』(B5判・全4頁)を全国の小売店等で配布している。

 同社で「エージープラス」などのデオドラント剤の開発にあたっている河野佐代子研究員によると、本来無臭の汗を“におう汗”に変えるのは、肌表面の細菌(常在菌)である「ニオイ菌」が原因だという。ニオイ菌は、汗に含まれるタンパク質や脂質を分解。これにより発生した脂肪酸などがニオイになるという仕組みだ。

■“汗とニオイ”対策、タイプや場所による使い分けが重要

 したがって、汗の量を増やさないことや、ニオイ菌を取り除く(=殺菌する)ことが、ニオイ対策には非常に重要になるとのこと。そのうえで「『制汗』『殺菌』『消臭』3つのポイントを意識することで、汗のニオイを効果的に予防しましょう」とアドバイスしている。

 また汗とニオイの成分に男女差はないが、男性は、タンパク質や脂質を多く含む汗を分泌する「アポクリン腺」が多い「わきの下」、女性は「胸元」に注意が必要。また、ニオイ菌が、他の部位に比べて非常に多い状態になりやすい「足の裏」も、見落としがちな場所だ。「殺菌」だけでなく「消臭」にも重きを置いた商品を使うのがよいとのことだ。

 効果的なニオイ対策を行うには、時間帯やシーンでアイテムをうまく使い分けることがポイント。まず、重要なのは、朝の出勤前。汗をかく前にスプレータイプやスティックタイプで、きちんと対策しておくことがお勧めだ。オフィスや外出先で汗をかいてしまったら、まずはニオイのもととなる汗そのものを、シートタイプで拭き取り、その上で、スプレータイプを使えば完璧だ。

 独自開発の「銀含有ゼオライト」を配合した資生堂「エージープラス」は、高機能パウダースプレーの先駆けとして幅広い年代に支持され、2001年の発売以来累計販売本数が1億4000万本を超えているという。今年は、スプレータイプやスティックタイプ、シートタイプなど、用途やシーンに合わせた商品をラインナップしている。
《冨岡晶》

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