アルバネットワークス、世界初の802.11ac対応屋外アクセスポイントを発表 | RBB TODAY
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アルバネットワークス、世界初の802.11ac対応屋外アクセスポイントを発表

エンタープライズ ハードウェア
屋外向け802.11ac対応アクセスポイント「Aruba AP-270シリーズ」
  • 屋外向け802.11ac対応アクセスポイント「Aruba AP-270シリーズ」
  • こちらは昨年発表された屋内向けの802.11ac対応アクセスポイント「Aruba AP-220シリーズ」
  • Aruba Networks,Inc エグゼクティブ バイスプレジデントのジョン ディルーロ氏
  • Aruba Networks,Inc プロダクト マーケティング ディレクターのクリスティアン ギルビー氏
  • テクノロジーに精通した新世代「#GenMobile」が増えてきた
  • 多様なOSのデバイスが仕事場に入ってきている
  • 802.11ac対応機器が続々登場
  • 安定して、セキュアで、シンプルで、賢いワイヤレス空間を実現
 アルバネットワークスは、全無線化ワークプレイスの構築に取り組むIT部門を支援する新アーキテクチャ、「Arubaモビリティ・ディファインド・ネットワーク」および、世界初のギガビット級Wi-Fi通信を実現する屋外向け802.11ac対応アクセスポイント「Aruba AP-270シリーズ」を発表した。

 Arubaモビリティ・ディファインド・ネットワークは、エンタープライズ・ネットワークをインテリジェント・システムに転換し、全無線化環境の体験を総合的に管理するもの。たとえば無線の状態が変化すると、セキュリティの処理とパフォーマンス最適化の手段が自動的に実行され、インフラストラクチャが環境に適応。新しいモバイルデバイスやアプリケーションが導入されても、IT部門が手作業で変更を行う必要がなく、ユーザ・エクスペリエンスが向上するという。

■5つの機能を提供

 Arubaモビリティ・ディファインド・ネットワークの一環として、同社は5つの機能を提供する。 「次世代モビリティ・ファイアウォール」は、従来のWi-Fiファイアウォールとは異なり、最新のディープ・パケット・インスペクション機能(DPI)を使用。1,500以上のモバイル・アプリケーションに対して、暗号化の有無に関係なく、ロールベースのポリシー、QoS、帯域予約をきめ細かく設定可能で、IT部門はアプリケーションに対する効率的なWi-Fi制御を実行できるとする。次に「双方向Unified Communicationsダッシュボード」。Wi-Fi上で展開されるMicrosoft LyncなどのUnified Communications(UC)を可視化して管理するために、直感的なユーザ・インターフェースがAruba AirWaveに導入される。このUCダッシュボードは、UCとネットワーク・パフォーマンスのメトリックを1つの簡単な統合ビューにまとめることができるツールで、簡単なポイント・アンド・クリック操作でメトリックの履歴を取得したり、リアルタイムのコール品質を場所別に可視化したりすることができる。アプリケーションに合わせてWi-Fiを制御できるため、卓上電話への依存を断ち、通信アプリケーションを無線で提供することが可能になるとしている。

 「新しいClearPass Exchange」を使用すると、一般的な言語のAPIとデータ・フィードを使用して、IBM、AirWatch、MobileIronなどのArubaパートナーが提供するほぼすべてのITおよびビジネス・システムでClearPassのワークフローを自動化することができる。たとえば、ネットワーク・ポリシー違反が発生すると、ClearPassはモバイル・デバイス管理(MDM)システムを通じて問題のデバイスにプッシュ通知を行い、さらにヘルプデスク・システムと連携して、セキュリティ・チームに通知するチケットを自動生成するなど、手作業に頼っていた処理を高速化する。ClearPassとArubaOSで新たにサポートされる「アプリの自動サインオン」は、SalesForce.comなどのシングル・サインオン(SSO)対応アプリケーションにアクセスする従業員の自動認証に業務環境のWi-Fiログインを使用。OktaやPingなどの既存のSSOアイデンティティ・プロバイダーに統合することも、単独で使用することも可能。ユーザー名/パスワード認証を繰り返し行うストレスから解放され、業務用アプリケーションにスムーズにサインインできるようになるとのこと。ClearPassとArubaOSでサポートされる「AirGroup」によって、Apple、DLNA、Universal Plug and Play(UPnP)の各デバイスとの間で画面やストリーミング・メディアを無線で共有することができるようになった。AirGroupは完全にセルフサービス式であり、デバイスで簡単に共有設定を行うことが可能となっている。
《白石 雄太》
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