タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」が、芸能プロダクション大手のアミューズ全面協力のもと、アイドルデビューを果たすことが26日、わかった。 「リカちゃん」の新シリーズとして、アイドルをテーマにした「原宿ガールズスクール」シリーズが4月19日に発売される。同シリーズは、アーティスト養成スクール「原宿ガールズスクール」で日々レッスンに励むリカ、ツバサ、ミサキの3人が、オーディションに合格しアイドルユニット「HGS（エイチジーエス）」としてデビューする---、というストーリー設定になっている。 しかし、“設定”とはいえ、サザンオールスターズや福山雅治など多くのアーティストをマネージメントするアミューズ全面協力のもと「HGS」の楽曲や振り付けを制作し、実際に楽曲配信や原宿でのデビューイベントも実施する予定。しかも第1弾シングルとして4月中旬より配信される「ミニヨン☆パピヨン」は、振り付けを、Perfumeを担当する振付師のMIKIKO氏が担当、作曲をミュージシャンのサカモト教授が手掛けるなど、プロとタッグを組んだ本格的な楽曲となっている。 また、同シリーズでは初めてAR（拡張現実）アプリと商品を連動させ、人形のインカムやマイクに付けることができるパーツ「アプリチャーム」に、ARアプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットをかざすことで、「HGS」のCGムービーを視聴したり、ダンスゲームや着せ替え、写真撮影などを楽しむことができるようになっている。 「HGS」のデビューシングル「ミニヨン☆パピヨン」は4月中旬よりiTunesをはじめ主要配信サイトで配信。また、デビューイベントは4月29日、JOL原宿（東京・渋谷区）で開催される。
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