IDC Japanは2月12日、日本国内における2013年(1月~12月)年間のクライアントPC市場出荷実績値について発表した。 2013年のPC出荷台数の内訳は、家庭市場が前年比22.3%減で586万台、ビジネス市場が同比21.4%増の976万台だった。ビジネス市場は、アベノミクスによる景況の改善と、2014年4月に予定されているWindows XPサポート終了に伴う買い替え需要が寄与して、2006年以降では、2010年に次ぐ高成長となった。 一方で、家庭市場は、2006年以降で初の20%超えマイナス成長となった。タブレットなどの普及が大きく影響したとみられる。 2013年のベンダー別動向を見ると、ビジネス市場に強いベンダーであるDellが、前年比28.5%増と復調。家庭市場向け出荷比率が高いソニー、エイサー、ASUSなどが、マイナス成長となった。